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2025年は巳年!ヘビを遣いとする弁財天を祀る「竹生島」へお参りに行ってきた

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2025年は巳年!ヘビを遣いとする弁財天を祀る「竹生島」へお参りに行ってきた

新年明けましておめでとうございます。今年の干支である“へび”は、弁財天の遣いとしても知られています。そこで、新しい年の始まりに弁財天のご利益を授かろうと「竹生島」まで足を運んできました!目まぐるしく移り変わる日々ですが、少しでも縁起良く一年を過ごせますように。

(公社)びわこビジターズビューロー
  • 弁財天とは…
    弁財天は弁財天女とも呼ばれ、インドで崇拝されていた水の神。また、お経のなかに登場する仏教の神でもある。琵琶を持つ姿のほか8本の手を持つ姿で表現されることもある
  • 弁財天の遣いは“へび”
    水の神である弁財天の使いは白蛇として表現されることが多い。まがりくねった体が水の流れのイメージと重なるほか、インドでは河の神とされており、日本でも竹生島や江ノ島といった水や河の近くで祀られている

滋賀のご利益スポット「竹生島」でパワーをもらおう

神の宿る島として古来より人々の信仰を集める「竹生島」。豊臣家とも縁のある国宝の宝厳寺・唐門や 、都久夫須麻神社・本殿 、重要文化財の船廊下など、貴重な文化財を 有し、その美しい景色も魅力といわれています。

聖武天皇が開基させた「宝厳寺」

724年に聖武天皇により僧の行基が開基させたの が始まりといわれる「宝厳寺」。

券売所で拝観料を払って入山すると、目の前には「祈りの階段」。鳥居をくぐって165段の長い階段を上りきったら“本堂”に到着します。

御本尊は日本三大弁才 天のひとつである大弁才天(秘仏)で、本堂には弁才天が安置されていることから“弁才天堂”とも呼ばれています。

こちらで人気なのが「弁天様の幸せ願いダルマ」700円。琵琶を持った弁天様の、素朴でやさしい雰囲気がたまりません。かわいい。

願いと住所、名前を書いてダルマの中に収め、本堂に奉納すると願い事が叶うとか。一つひとつ顔が違うから、愛着のわく表情を選んでみてくださいね。

境内には、江戸時代初期に焼失(平成12年5月に復元)したという「三重塔」や、国宝の“法華経序品”ほか重要文化財などが鑑賞できる「宝物殿」などがあり、さらに、優美な「唐門」も見どころです。

「唐門」は大坂城の極楽門を移築したもので、現存する唯一の大坂城の遺構と称されているとか…華やかで美しいですよね。

桃山時代を象徴する唐破風の造りはもちろん、贅沢に仕上げられた漆塗りや彩色が圧巻です。

その先に続く「舟廊下」は、秀吉公の座船として造られた日本丸の船櫓(ふなやぐら)を利用して造られた重要文化財だといいます。

宝厳寺
0749-63-4410 長浜市早崎町1664 9:00〜16:00 無休
入島料600円、小人300円 (都久夫須麻神社共通) 宝物殿拝観料300円
竹生島(都久夫須麻)神社にも弁財天とへびが。

祭神は湖水の神・浅井姫命(あざいひめのみこと)、神社名「つくぶすま」は竹生島の古名だと伝わっている「竹生島神社」。

本殿は“伏見城”の遺構ともいわれ、国宝にもなっています。桃山美術で彩られた豪華絢爛な内部も魅力なのだとか。

境内の「弁財天社」。弁財天・市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)は金運アップ のご利益があるとされています。

もちろんこちらにも、琵琶を抱えた弁財天がいらっしゃいました。

堂横 にある小判(300円)を財布に入れて持ち歩けばいいこと(金運アップ?)があるかも…ということで、ちゃっかり購入。お財布にいれています。

そして、白巳大神(しろへびおおかみ)を祀る「白巳社」へ。

大津に都を置いた際、宇賀福神を祀った摂社・白巳社。 “ うが ” はサンスクリット語で 地を這うという意味もあるそうです。へびを思わせますよね。

こちらでは、白巳絵馬(700円)に想いを託してみてください。

ほかにも境内にある「龍神拝所」からは、美しいびわ湖の眺めが楽しめますよ。

「龍神拝所」では“厄除けかわら投げ”が人気。円盤状の土器の皿「かわらけ」を投げる願掛けです。1枚目に名前、2枚目に願いを書いて投げ、鳥居にくぐらせることができれば願いがかなうのだとか(2枚400円)。ぜひ試してみてくださいね。

都久夫須麻神社(竹生島神社)
0749-72-2073 長浜市早崎町1665 9:30〜16:30 無休
入島料600円、小人300円 (都久夫須麻神社共通)
※12月1日〜3月12日は授与所休(正月三が日は除く)

神の宿る島として、古来より人々の信仰を集めていた「竹生島」。パワースポットとして知られているのはもちろん、島から眺められる美しい風景も魅力だから、ぜひ大自然に癒やされに訪れてみてください。

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FUJICO

CHEKiPON編集部&ライター。西の湖の畔に住み、珈琲と日本酒を愛する仕事人間です。これといった趣味はないものの、ミーハーなので広く浅くなんでも知りたがり。滋賀の魅力が少しでも多くの人に届くように…と無責任に祈っています。

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