キラキラと瞬いて夜空を彩る星。

春夏秋冬、季節によって異なる星空ですが、光にあふれ、建物の多い街中ではたくさんの星を見ることが叶わないのも現実…。

喧騒を離れてゆったりと星や月、天体を眺めるひととき。めちゃめちゃ贅沢ですよね。

たまにはのんびりゆったり天体観測したい！そんな声にお応えして！

わざわざ足を運びたいスポットから、気軽に楽しめるプラネタリウムまで、天体観測におすすめな滋賀の“星スポット”を3つご紹介します。

広大な夜空にまたたく星に癒やされる。県内屈指の星の名所へ

滋賀の星の名所として知られる「蔵王ダム」。

蔵王ダムは、日野川沿岸の農業用水確保のために着工され、滋賀県で5番目に大きなダムとして完成しました。

国道477号線を蒲生郡日野町から鈴鹿スカイライン方面に向かうと見えてきます。

ダム周辺は駐車場や芝生広場など開放された空間ですが、光源が少ないので、星がよく見える場所として知られているんですよ。

天気のいい日には、満天の星が見られるはず。ロマンチックなデートスポットとしても重宝しそうですね。

TEL	0748-52-6577（日野観光協会）
住所	蒲生郡日野町
営業時間	24時間
定休日	無休
駐車場	あり ※詳細は問い合わせを

天文台から眺める星空は圧巻のひと言。天体観測や写真展などイベントも

60cmの反射望遠鏡や各種機器を備えた民間企業初の公開天文台「ダイニックアストロパーク天究館」。

天体観測や研究を行ったり一般に公開して観望会を開いたりしているので、訪れたことのある人もいるかもしれませんね。

6.5ｍのドームに収まったメイン望遠鏡は、肉眼の7,350倍もの集光力で16等近くの星まで見せてくれます。

また、天究館の屋上には10cm～40cmの小型望遠鏡や12cm～15cmの大型双眼鏡が設置されていて、天体観望会等に大活躍！

ダイニックアストロパーク天究館で開催される8月のイベントはこちら

★ペルセウス座流星群 特別観望会

日時：2023年8月12日（土）22：00～24：00

今年のペルセウス座流星群は 8月12日の深夜に 多くの流星が見られると予想されています。天候が良ければ 好条件での観望会になりそうですね

申し込みは不要。
観望料：小中学生／100円、高校生以上／200円

そのほかのイベントの詳細は天究館のイベント情報をご確認くださいー。

TEL	0749-48-1820
住所	犬上郡多賀町大字多賀283-1 ダイニック株式会社滋賀工場内
営業時間	毎週土曜日／11：00～21：30
定休日	土曜日のみ営業
駐車場	あり
HP	https://www.dynic.co.jp/astro/index_i.html

天候に左右されないプラネタリウムで天体観測。いろいろな星について学ぼう

青少年の科学教育の振興を図ることを目的に、昭和45年に開館した大津市科学館。

人気のプラネタリウムは、平成24年3月に光学式からデジタル方式に交換され、さらに音響設備、シートなども一新。

ドームいっぱいの迫力ある全天周映像を快適に楽しめますよ。

デジタルプラネタリウム投影機により、全天周映像で美しい星空やダイナミックな動画などを見ることができます。

★大津市科学館「プラネタリウム」の特徴＆魅力！

大津市科学館の9月までの特別番組はこちら

★名探偵コナン　灼熱の銀河鉄道（ギャラクシーレイルロード）

星空とコナンの世界が融合したオリジナルストーリー。

★ヒーリングアース

国立天文台すばる望遠鏡の超高解像度カメラHSCが捉えた高精細な星々の姿をみることができます。

※特別番組は、季節の星空・星座解説の後に投影されます。
そのほか、プラネタリウムについてはこちらから。

また、大津市科学館「展示ホール」の2階は「生命と自然」をテーマとしたフロア。
地球を宇宙から見たり、滋賀と琵琶湖の環境や生い立ちを知ったりすることができます。

3階は「科学のしくみ探検・体験」がテーマのフロア。
実体験を通して科学の原理や仕組みについて学習できますよ。

TEL	077-522-1907
住所	大津市本丸町6-50
営業時間	9:00〜16:30（最終入館は16：15まで） 【プラネタリウム】 土曜　14:00〜／15:30〜 日曜・祝日　11:00〜／14:00〜／15:30〜
定休日	月曜・第3日曜休、年末年始（12/29〜1/3）
駐車場	あり
ホームページ	http://www.otsu.ed.jp/kagaku/index.php#

夏休みのお出かけや自由研究にもおすすめの天体観測。
のんびりと空を見上げて、星たちのきらめきに癒やされてみませんか。

今回ご紹介したスポット以外にも、滋賀にはたくさんの“星スポット”があるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。