- 大津市
瀬田駅近くに誕生。ほっこりお茶処が出来ていた!なつかしさ感じる「萱の園 本郷茶舗」のおいしいお茶【瀬田】
萱の園 本郷茶舗 かやのそのほんごうさろん
- 所在地
- 大津市大萱3丁目14−23 Googleマップ
- 電話番号
- 077−545−0223
- 営業時間
- 月・火曜、木・金曜日 11:00~16:00
- 定休日
- 水曜、土・日曜休
- 駐車場
- あり
- アクセス
- https://maps.app.goo.gl/oDTRCwzmmZm6KBZX8
ある日自転車で走っていましたら突然目に飛び込んできたこちらの建物!
これはなんかありそうだ!と飛び込んでお話を聞いてきました!
お店の名は「萱の園 本郷茶舗」さん。
今年(2024年)の1月に新たな建物ができたとのことですが、創業は曽祖母様!
当時は、静岡からお茶を仕入れ、家で手揉み、煎じ、袋詰めしたのちリヤカーで草津まで行商されていたとか。※「本郷茶舗」は昔のお名前です。
曽祖母様が亡くなられて祖母様がお店を継がれた時は、滋賀県でも有名な大津の「中山製茶」さんからお茶の葉を仕入れ、家で袋詰めをして販売されていたそうです。
お客さんの要望で商品が変わっていく!
そして今の女将さんが引き継ぎ、しばらくは「頼まれた分」だけ仕入れ、販売されていました。
その時は品数も少なかったそうですが、お店を構えることになり、売れ筋の商品やお客さんからのオーダーで店頭に並ぶお茶も徐々に増えてきたのだとか。
お店を訪れた人全員でお店を作って行く、という自由なところも素敵ですね。
うちのお茶本当に美味しいの・・・
と胸を張る女将さん。並んでいるお茶はどれも水出しがOK。
パックの茶葉の量が多いから、濃い味が出て美味しいとのこと。
暑い夏にグラグラ沸かすのは億劫ですが、水出しなら夜寝る前にセットすれば朝飲めるのでいいですよね。大さじ二杯の茶葉に水800mlが美味しいそうですよ。
お店オリジナルブレンドのお茶は、それぞれに個性豊かな味わいが魅力
こちらの3種がオリジナルブレンド。
今回、「駒草」の水出しをいただきましたが、とっても甘く濃いお味。冷たいお茶が体の中心を通ってスッキリしましたよ。
ほっこりする場所に!
昔から近所の人や学校帰りの子ども達がお茶を飲みにお店に来ていたそうです。
今のお店にもやっぱり学校帰りの子どもたちが「お茶ちょーだい!」とやってきます。
子ども達はお茶を飲んで、おしゃべりし、ちょっと昔ながらの遊びもし、一息つくと帰宅していくとのこと。
学校帰りちょっと立ち寄れる憩いの場になっているんですね。学校でも家でもない安心できる場所、いいですね。
こちらの急須がステキ!
こちらは昔のお店にあった急須とお湯呑みセット。この膨らみのおかげでお湯が滴らないとか。
こだわりの建物
旦那さんのご希望を取り入れ「滋賀県ならではの“ベンガラ塗り”、“焼杉板”」のお店を建築されたのは「安土建築工房」さん。
店内は木の温もりとやわらかい光にあふれています。
お店の外の石垣は安土城の石(安土建築工房さんの近隣の田んぼから採取されるそうです)を手積み。いわゆる穴太積なんです!
穴太積みの石垣。美しい側面にうっとりしてしまいます。
↑こちらのハシゴは可動式ですが、しっかりと組み込まれているため普段は手すり代わりとして使用できるとのこと。
のれんがかかっていたら営業してます!
ちょっと駅から離れていますが、近所のコミュニティにはありがたい場所、欠かせない憩いの場所の「萱の園 本郷茶舗」。
近くに行った際にはぜひ立ち寄って、美味しいお茶の話に花を咲かせてください。
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