- 大津市
舞台のアレコレ全部見れちゃう!「びわ湖ホールまるっとステージツアー」がめちゃめちゃ楽しかった件について【大津】
滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホールは、1998年に開館した滋賀県屈指の大きな劇場です。
国内有数の4面舞台を備えた大ホールに、演劇向けの中ホール、アットホームなコンサートなどに使用される小ホールを備えています。
また、最新の設備と音響を有し、オペラやバレエ、ミュージカル、クラッシック、演劇などジャンルを超えたステージを楽しむことができます。
そんなびわ湖ホールの「裏側」を覗き見できてしまう、とっておきのイベントが「びわ湖ホールまるっとステージツアー」です。
年に2回開催されているという「まるっとステージツアー」。
★こちらで告知していました
大好評イベントが今年も。舞台のあれこれを体感!びわ湖ホールのバックステージツアーが気になる!【大津】
このツアーではなんと、めったに立てない大ホールの舞台に立てたり、普段は入れない楽屋エリアや機材設備などのアレコレを見学・体験できちゃうんです。
めちゃめちゃ楽しそうじゃないですか?
ということで、個人的にサクッと申し込みをして、行ってました「まるっとステージツアー」。
とっても楽しく勉強になりましたので、そのときの様子を少しお伝えしたいと思います!
びわ湖ホールまるっとステージ ツアーに初参加!楽しそうすぎてワクワクが止まらない!
参加したのは、2024年1月27日(土)14時開演の部。
受付でパンフレットとパスケースをもらって、約90分のバックステージツアーのはじまりです。
まずは、びわ湖ホールが誇る最高レベルの音響と設備の「大ホール」へ。
まずは座席に着席して、座り心地や通路の広さ、舞台の見え方や照明・音響のアレコレを説明してくださいました。
次に、実際にステージへ上がって、いろいろな体験を。緞帳が上がった瞬間の座席の見え方や、舞台照明について教えてくれましたよ。
主舞台と同じ広さの舞台が、上手(かみて)・下手(しもて)・奥にもあり、全部で四面。これらの舞台をうまく使うことで、スムーズな転換が可能になるそう。
主舞台は5つの電動セリでできていて、階段状にしたり主舞台を下げて奥の舞台を手前に出したりなどさまざまに活用できるんですよ。すごい。
今回は、個人的に憧れ(?)の「奈落」へも。主舞台から10mも下に位置し、装置を収納するなど入れ替えをスムーズにする工夫がたくさんです。
普段見ている舞台作品の場面転換にはこういう舞台上の工夫があるんですね。
ステージを引き立てる照明にもポイントが
照明は、当て方によってステージがガラッと変わる重要な演出。開幕中にも、その都度微調整などをおこなっているそう。
シーンによって照明を動かすことで、もっと俳優が活かされ、舞台の臨場感がより引き立つ演出が可能に。
まるっとステージ ツアーでは楽屋や音響室など、舞台ウラも見学できちゃいます
舞台前のドキドキが伝わってきそう!
一人用の楽屋、「楽屋1」には、シャワーやトイレに加え、応接室とピアノを完備。オペラなどでは、指揮者の方が使うことが多いそう。
楽屋のほかに、ピアノを備えた発声室や衣装室なども。
音響はこんな感じの場所でおこなわれます。
いろいろなツマミがついていて、場面に合わせて上下させることで効果的な音を出しています。
さまざまなエフェクトを駆使し舞台を演出する迫力ある音響。とっても重要で舞台にとって不可欠なんですよね。
じつは調光室の見学もしたのですが、お話しに夢中になっていて、うっかり写真を撮り忘れていました・・・。ポンコツすぎます。
(ぜひ、実際に参加して確かめてみてください!)
ステージツアーのラストには、特別顧問のにゃんばら先生も!
びわ湖ホール「シアターメイツ」特別顧問の「にゃんばら先生」が、やってきて来てくれました。
シアターメイツは、青少年のみなさんに気軽に舞台芸術を楽しんでもらうため、入会金・年会費ともに無料の会員制度。
6歳以上~18歳以下の人ならだれでも入会OKなので、気軽に。
びわ湖ホールがまるごとわかる、「まるっとステージツアー」
とっても内容が濃くて、充実した90分でした。
次回開催日は未定とのことですが、年内のいずれかで開催予定とのことなので、HPをチェックしておくのがおすすめです。
次もぜひ参加したいと思える楽しいイベントでした。ご対応いただいたびわ湖ホールのスタッフさんありがとうございました!
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