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【編集後記】CHEKiPON2月号で紹介した「RIPPO」の取材と、年始の長浜の話

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【編集後記】CHEKiPON2月号で紹介した「RIPPO」の取材と、年始の長浜の話

こんにちは、編集部FUJICOです。
チェキポン2月号では「滋賀のいいもの、かわいいもの」と題した、滋賀の伝統にまつわる特集をしています。

愛知川のびんてまり(正確には、愛知川びん細工手まり)、びわ湖真珠、信楽焼、そして個人的に大好きな和ろうそくなど、紹介しているのは伝統ではありながら今見ても新しくて可愛いアイテムばかりです。

ぜひチェキポンを手に取ってみてくださいね。

すっきりとした見た目のモダンな履き物

その中でも、長浜の伝統的工芸品「鼻緒」が使用されている「RIPPO」がすごすぎたのでレポートさせていただきます。

当初、江戸時代中期から生産が始められたという長浜の鼻緒について取材させていただく予定でしたが、このRIPPOはまったく新しい履き物だったのです。

“人々の健康を真剣に考え、立つと歩くをもっと楽しく”をコンセプトに開発されたRIPPO。名前の由来は「立+歩=リッポ」です。
革新的な形状のソールは、足の正しい位置に体重がかかるように、フラット部はほんの少しだけ。
正しい姿勢でないと不安定になるため、体が自然とバランスを取るようになり、立ち姿や歩き方が美しくなるように考えられているんですよ。

この「RIPPO」を開発したのがT-FOOT(ティーフット)。かつて山伏や僧侶が山で修行するために履いていたとされる一本下駄を、現代でも身近に感じて欲しいと職人の手で生産を開始したのが最初。同時にT-FOOTを立ち上げたそうです。

古き良きものと新しい技術がかけ合わされた一足は日常的に使用するのがおすすめなんです。

この一本下駄は「ヒノキ」、先程のRIPPOは「スギ」を使っています。

実際に試着させていただいたのですが…
本当にすごい!バランスが取りにくくて、最初は歩きにくいんですが、正しい姿勢というのが体で分かるんです。そして慣れてくると、逆に歩きやすい。無理をしなくても程よく体幹を使っている感じになりました。

古き良きものを新しく現代に活かす、まさに“温故知新”の履き物ですね。

レルブロイヤル ティーハウス のすぐ傍にある長浜八幡宮

取材当日はかなりいいお天気で、冬の澄んだ空気も相まってとても気持ちよかったのです。

RIPPOを開発したT-FOOTの運営会社であるゼネラボは、長浜で人気のカフェ[レルブロイヤルティーハウス]も手がけているんですよ。

そのカフェすぐ近くにあるのが長浜八幡宮。散歩がてら立ち寄ってみました。年始の神社は賑やかな雰囲気ですが、平日だったこともありこちらは厳かな空気感を存分に感じられました。

そして…豊国神社では十日戎(とおかえびす)が開催

長浜八幡宮から、少し歩き、JR長浜駅付近まで戻って来ると、なにやらお祭りのような華やかな雰囲気…

取材日だった1月11日は、十日戎の最終日「残り戎」の日。商売繁盛の神様である“えびすさん”へのお祈りと、福笹というたくさんの縁起物がついた笹を買い求める人で賑わっていました。

境内では無料で甘酒が振る舞われていましたよ。

わたしもCHEKiPONの商売繁盛をお願いしてきました。いいことあるかな?

…ということで遅くなりましたが、本年もチェキポンをどうぞよろしくお願いします!

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FUJICO

CHEKiPON編集部&ライター。西の湖の畔に住み、珈琲と日本酒を愛する仕事人間です。これといった趣味はないものの、ミーハーなので広く浅くなんでも知りたがり。滋賀の魅力が少しでも多くの人に届くように…と無責任に祈っています。

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