- 長浜市
【長浜】草野川のほとりで鉄打つ音響く「とんてんかんin鍛冶屋町」
2017年6月18日(日)、長浜市鍛冶屋町(長浜駅から車で約30分)で行われた「とんてんかんin鍛冶屋町」に行って来ました。
「とんてんかんin鍛冶屋町」とは、その名の通り、古くは室町時代から「鍛冶」で栄えた町である当地で、鉄製品の量産化が進み、衰退した鍛冶と共に、活気の無くなりつつある町を再興させようと始まったイベントです。
田畑や木々のさわやかな緑の中、県道264号線を北にまっすぐ進むと、駐車場(無料)の看板がありました。
その看板、道路挟んで向かい側の駐車場に車を停めて、草野川沿いを少し歩くと、橋があります。そこを渡ると、趣ある集落「鍛治屋町」に到着。川に緑と、自然あふれる美しい景色に、思わず、深呼吸。気持ちいい~。
集落の中あちらこちらで、10:00~16:00まで、さまざまな催しやワークショップが開かれていました。
今日は主人と2歳の息子も取材に同行。
「カニいます。」ゆるいフレーズの看板にのほほん。
おじさん「その辺の溝や川にもいるよ。」
製鉄の工程で、動力として利用されていたであろう「水車」。コレ、売ってたんですよね。(笑)
隣で同じように見ていたおばさまが、「3万か~。3万はな~。」と何やら悩みこんでいました。
もう少し安ければ買っていたのでしょうか……。
まず、街中では見かけない商品でしたよ。
「鹿肉バーガー(余呉産の鹿肉100%使用)」(600円)。
さばき方が味を左右するジビエは、地元の猟師さんの腕の良さのおかげで、全く臭みや癖が無い、ヘルシーなお味でした。
湖北の特産マーケットでは、地元の野菜やお米、特産品などを販売。
また、別エリアの「とんてんかんマーケット」などでも、フードや雑貨の出店が充実していましたよ。
古民家[坐外堂]では、鍛冶体験やワークショップが開催されていました。
ペーパーナイフ作り。かんかんかん、と鍛冶屋町らしい音が響きます。
豆電球のランプシェード作り。
出来上がると、鍛冶職人のお兄さんたちが「できた~!」とみんなで拍手してくれるので、子供は照れながらも、うれしそうでした。
「包丁の刃とぎ」をなんと100円からやってくれるとのこと。
私も自宅から1本持っていきました。が、とっても人気であまりの混雑ぶりに、待つことを断念。切れ味試してみたかった~。次回こそは!
ミニ畳作りのワークショップもありました。
ライブ会場では「とんてんかんライブ」も。豊かな自然の中のステージで気持ちよさそうに歌われていましたよ。
「子供遊び場体験広場」では、竹とんぼ・水てっぽう・竹ぽっくりなどを作って遊べるようでした。作ったものを早速、そばの小川で試していましたよ。
一方、そばで、我が息子はそろそろぐずり出し、退散に追いやられる始末・・・。とほほ。2歳にはまだまだこちらは“お兄ちゃん”の遊びだったようです。(苦笑)
今年は、1日限りの開催だったようですが、興味を持たれた方は是非、次回をチェックしてみてください。自然あふれ、趣ある集落で、普段できない体験で楽しんでみるのはいかが?
とんてんかんin鍛冶屋2017
日時 | 2017年6月18日(日)
10:00 – 16:00 |
---|---|
会場 | 滋賀県長浜市鍛冶屋町 |
料金 | 無料 |
問い合わせ先 | とんてんかんin鍛冶屋実行委員会 090-5979-3794 |
リンク | https://www.facebook.com/tontenkan.kajiya/ |
備考 |
コメント
五先賢の館 佐治寛嗣
自作のイベント、天候も良く、戦国時代を想い出します
佐治寛嗣
追伸・・最近よく、体験型・ほんまもん・・・と良くいわれますが、当地の場所や風景、鍛冶職人さんなどを想像してみますと・・・なんか深い歴史を感じる処ですね・・・
鴨みーる
五先賢の館 佐治寛嗣さま
いつもありがとうございます。戦国時代の息吹を感じる、素晴らしいイベントでございました。おっしゃる通り、当時のさまざまな情景を浮かべながら、鍛冶体験が出来ることがこのイベントの醍醐味かと思われました。今年はこの日のみの開催だそうでしたが、何とかやってほしいなと思ってしまうほど、活気あふれる充実したイベントでした。
鴨みーる
(誤)何とか→(正)何度か