- 大津市
世代交代の瞬間を撮影! 初代「うみのこ」&2代目「うみのこ」
昭和58年からスタートした「びわ湖フローティングスクール」。
滋賀県内の小学5年生を対象に、1泊2日の日程で、学習船「うみのこ」に乗船し、
びわ湖に親しむ体験学習は、親子2代で体験したという人も多くいる滋賀を代表する校外学習です。
これまでに、約54万人の児童が乗船したという「うみのこ」は、
初代がその役目を終え、名前を受け継いだ2代目が、新「うみのこ」として、この2018年5月に出航!
そこで、新「うみのこ」に、旧舟の備品を運び入れるために17日まで大津港に並んで停泊している、と聞いて2隻の「うみのこ」が並んでいる貴重な瞬間をパシャリ! としてきましたよ!
右側の、少し大きな船が、新しい「うみのこ」です!
近くに寄ってみると、大きさの違いがよくわかりますね。
新しい「うみのこ」は、環境に配慮した電気推進システムを採用。
CO2などの排出量を削減するとともに、騒音や振動を低減できるなど、よりエコな船になって生まれ変わったそうですよ。
新しい「うみのこ」は、白い船体に使われている青色がひと際キレイですね~
旧船よりも、いっそう「びわ湖」感が増している気がするのは、わたしだけかしら?
新しい船の特徴
●全長65m、幅12m
●船底からマスト頂部までの高さは約21m
●総トン数は、旧船の1.5倍の1,355トン!
●4層構造から5層構造へ
●食堂面積を拡大し、食堂兼学習室に
●実験室、防災倉庫を新設
●ICT機器を導入
ちなみにこちらが↓↓、新しい「うみのこ」の船内マップです★
船内には、水中カメラやデジタル顕微鏡、デジタル水質測定器などを設置した実験室を新設。さらに、無線LANが構築され、学習に電子黒板やタブレットなどを活用。乗船中のデータを持ち帰り振り返ることで、より探究的な学習につなげていけるようにとの工夫も。
船体だけでなく、学習プログラムも一新されたそうなので、今年からフローティングスクールを体験する子ども達は、ますます楽しみですね!
旧「うみのこ」に別れを惜しむかのように近づく鳥たちが印象的でした。
旧船は、17日の午後には大津港を出発し、堅田の造船所に向かったとのことですよ。
「うみのこ」いままでありがとう! 新しい「うみのこ」これからよろしくね!
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