- 東近江市
太郎坊宮(阿賀神社)で勝利祈願。“天空の宮”で幸運と勝利の御利益を
“太郎坊さん”の愛称で親しまれる太郎坊宮(阿賀神社)は、約1,400年前に創建されたと伝わり、「勝利と幸運を授ける神様」として有名な神社。
岩石が露出した急峻な地形に沿って、国の登録有形文化財に登録されている本殿等が立ち並び、登るにつれて目の前に東近江市の街や山々が広がる参道は、まさに天空の宮のよう。
伊勢神宮の天照大神の第一皇子神(人間でいう長男)を祀っており、勝利と幸福を授ける神様として信仰されている。
古くは、神宿る山として尊ばれた「赤神山」に霊威を感じた聖徳太子が神祀りをおこなったことに端を発するそうです。
また、伝教大師最澄や源義経などの尊崇を集めていたことでも知られ、現在ではプロスポーツ選手を筆頭に、第一線で活躍する企業経営者、政治家、職人、ビジネスマンなど、業種を越えた多くの方々が太郎坊宮の大神様のご利益を求めて通っているそう。
境内にそびえ立つ「夫婦岩(めおといわ)」は壮大で、20メートルに迫る大岩の間に幅80センチの間道が通っています。「善良な人が通れば願いが叶い、悪心ある人が通れば挟まれる」との言い伝えも残っているのだとか。
勝利のご利益に期待して…太郎坊宮へ行ってきた
太郎坊宮へは、約740段の階段を登ります!その過酷さ?から、「覚悟がいる」と噂されています。
今回はもちろん、運動がてら一番下から登りますが、山の中腹まで車で上がることもできるので安心してくださいね。
最初の階段を上った先にあるのは成願寺。伝教大師最澄の創建と伝えられている天台宗の寺院です。そしてお寺に向かって左手側に、新たな階段が見えてきました。
さらに登ること、数分…
ふと、後ろを振り返ると、もうスタート地点が見えない!延々と続く階段と鳥居に驚きます。
階段を半分ほど登ったところには「太郎坊願かけ天狗」が。願いを込めて、丸い玉を撫でます。ひんやりツルツルでした。
さらに階段は続きます。写真の右上にあたる位置に社務所があり、お守りや御朱印の購入、おまもりづくりなどができました。
そして…
本殿がこちらです。本殿までにも、さらに小さな階段を登りますよ。
本殿すぐ横の「舞台」からは、自然豊かな街並みを見下ろすことができました。
この日は、地元の小学生がサッカーの勝利祈願に訪れていました。太郎坊宮は、観光客はもちろん地域にも愛されている場所なんですね。
人気の「おまもりづくり」もチェックしてみて
神様の“みたま”と“願い紙”を納める「おまもりづくり」体験も楽しみのひとつ。
縁起のよい和柄はもちろん、動物が描かれたものなどお守り袋は約100種を揃え、好みの組み紐を選べます。世界でたった一つのお守りを手作りしてみては?
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