- 大津市
【7/20(土)】水辺の匠に行ってきました☆モノ作りや働く車・洗堰見学・おもしろ体験色々♪楽しく遊んで勉強にもなるイベント♪
7月20日(土)・21日(日)にウォーターステーション琵琶・アクア琵琶で開催された
『第12回水辺の匠』に行ってきました♪
モノ作り体験、おいしい体験、ドキドキ・おもしろ体験目白押しのイベントのレポです☆
イベントが始まり、男の子たちが一目散に駆けて行く先には、ちょっと珍しいはたらく車が!
国土交通省の照明車とポンプ車が瀬田川沿いに並びます。
オレンジ色が目を引く河川パトロール車も♪
写真撮影用に、国土交通省の制服を着ることもできます。
サイズも色々あったので、小さいお子様からパパママまでファミリーで着てもいいですね。
「乗ってもいいよ!」
というスタッフの方の優しい声掛けに、我先にと飛び乗る男子たち。
ハンドルを握ったり、中を観察したり、シートの座り心地を確かめたりと堪能しました。
『水辺の匠』はアクア琵琶とウォーターステーション琵琶両方の館内と、その周辺で開催されています。
まずは敷地奥にある、琵琶湖・淀川の水について『利水』『治水』『環境』の視点から学べる施設、アクア琵琶での催しからご紹介★
●〇ビワゴラスイッチ〇●
アクア琵琶の中に入ると、1階にプラレールや本や色々なもので作られた大きな装置が!!
琵琶湖と川や海のつながりをからくりで紹介する、その名も『ビワゴラスイッチ』です。
びわ湖を出発したお水が、洗堰から海に出て、雨になってびわ湖に戻るまでの旅。
天ケ瀬ダムに到着すると、水力発電で電力が作られることを表現して、おもちゃの電車を動きだし、京都タワーに明かりがついて
「おぉ~!!!」
と歓声が上がりました。
ドミノが倒れたり、雨雲が上に上がったり、最後はくす玉が割れ、『祝 野洲川放水路通水40周年』の垂れ幕が出て来て、会場は拍手で包まれました。
ビワ♪ゴラ♪スイッチ♪
●〇親子の工作教室〇●
親子工作教室では、アクア琵琶のゆるキャラ、ビワズくんとアクアちゃんが体操選手のように回転する『かいてんビワズくん』が無料で作れます。
隣の魚釣り遊びコーナーでは、SNS映えしそうな和柄のお魚達。
琵琶鰉(ビワヒガイ)や本諸子(ホンモロコ)など、びわ湖に住むお魚の漢字が書かれていて、勉強になりますね。
他にも館内では、映像ホールでのクイズやおはなしもあり、楽しく勉強になる企画が多かったです。
●〇クイズラリー〇●
二つの館をまたがって開催されるクイズラリーには、ちょっと難しい問題もありますが、答えは近くの展示の中にあるので大丈夫。
クイズラリーの途中でオリジナル缶バッジのプレゼントもありました。
種類がたくさんあって、どれが当たるかはお楽しみ。
クリアすると『水辺の匠クイズ博士』としての認定証と、ヨーヨーがもらえました。
スタッフの方に「すごいね!」と褒められて子ども達は嬉しそう♪
●〇瀬田川洗堰見学ツアー〇●
琵琶湖から出る唯一の自然河川、瀬田川の洗堰をコントロールしている操作室の見学が出来ました。
写真撮影不可なので操作室はお見せできませんが、大きな液晶とたくさんのボタンが並ぶ部屋に子ども達も
「かっこいい!!」
と興奮気味。
「今洗堰から出ている水で、学校のプールを一杯にするのに何秒かかるでしょう?」
などとクイズも交えて、子どもにもわかりやすいように洗堰の歴史や役割を説明してくれました。
自由研究にしようと、懸命にノートを取りながらお話を聞く子も。
大人にとっても興味深い貴重な体験で、しかもお土産に『ダムカード』ならぬ『堰カード』を頂きました♪
アクア琵琶の前から見た瀬田川洗堰の様子。
先程のクイズの答えですが、何と2秒で学校のプールがいっぱいになるほどの水量が出ているそう!!
そんな豊かな瀬田川をゆっくり眺められるベンチもあります。
ビワズくんも、ここでみんなと写真を撮ったり遊んでくれたりしていました。
●〇タッチプール〇●
ウォーターステーション琵琶の外には水辺の生き物に触れることができるタッチプールもありました。
大きなはさみを振り上げるアメリカザリガニ。
慣れた様子でひょいっと持ち上げる子もいれば、恐る恐る背中をつつく子もいてさまざま。
珍しいのはナマズのタッチプール!!
大きなナマズは、びわ湖でとれたてだそう。
●〇アユの塩焼き〇●
新鮮な鮎を目の前で炭火で焼いた『鮎の塩焼き&ごはんセット』は限定80食の販売。
炭火で焼かれる良い香りが辺りに広がります。
子ども達にも人気で、会場のあちこちで美味しそうに頬張る子を見かけました。
手前にあるウォーターステーション琵琶は、河川に関する情報の収集・交換したり、人々が交流を図るための施設。
この日は館内で、色々なモノづくり体験が楽しめました。
琵琶湖や水辺に関係する市民グループの方々が、それぞれの得意なことを活かしたワークショップがたくさん♪
材料費も無料のものからワンコイン以内のものがほとんどでお手頃です。
●〇魚のクラフトづくり〇●
琵琶湖に住むお魚のモビール、お魚風船、ガラス絵の具で作るお魚シールなどが作れます。
鮎のお魚シールづくりにチャレンジ!
出来上がったシールは窓などに貼れるそう。
琵琶湖のヨシを使ったワークショップも。
●〇ヨシでブーブー笛とスライドホーンづくり〇●
『よし笛』種類がたくさんあるの中でも、比較的簡単に作れるブーブー笛とスライドホーン。
ナイフを入れるような作業はあらかじめ終わらせたキットを使って作るので、小さなお子様でも楽しめます♪
自分で作った自慢のよし笛を吹いているお子さんが館内にどんどん増えていました。
●〇琵琶湖のヨシを使った『ヒンメリ』づくり〇●
北欧に古くから伝わるモビール『ヒンメリ』を、琵琶湖のヨシを使って作れます。
ビーズや木の実を使って、世界に一つだけのヒンメリに。
●〇写真入りヨシ額づくり〇●
夏休みの宿題にもできそうな竹や木工作品のワークショップもたくさんありましたよ。
●〇木端材を使った木工教室〇●
ペン立て・鳥のおもちゃ・カラフルポンポンのついた回すと綺麗なコマ。
●〇竹でガリガリとんぼ・ブンブンゼミ・風車〇●
●〇竹でアクセサリー・笛・ペン立て・行灯づくり〇●
ぽっくりぽっくり音が鳴る、昔懐かしいおもちゃ『竹ぽっくり』も。
行灯はデザインが施された紙に塗り絵をして作るそう。
大人が作った本物の竹の行灯も展示されていました。
繊細なデザインが美しいですね。
●〇間伐材でフクロウ・カブトムシづくり〇●
市民グループの方が、材料の選び方やトンカチ・万力の使い方などを丁寧に教えてくれ、間伐材から自分だけのフクロウやカブトムシを作りました。
フクロウは上の方に穴が開いていて、ペン立て・印鑑立てにもなる実用的な一品。
●〇木製ブローチづくり〇●
可愛いものが好きな子たちが集まる先には、ビーズやレジン小物、造花や木の実を使ったワークショップ、パンダ飾りと創作折り紙の展示なども。
●〇環境ガチャポンと田上クリスタルづくり〇●
アクア琵琶の展示を見て初めて知ったのですが、田上山は昔、水晶やトパーズの産地だったそう!!
それにちなんで、色も自分で選んで着色できる自分だけのクリスタル風レジンが作れます。
マグネットや缶バッチが入った、子どもたちの大好きなガチャポンも。
●〇ヨシつりざおでミッションをクリアしよう〇●
無料で遊べるコーナーとして、ウォーターステーション琵琶にも魚釣り遊びが。
しかもただの魚釣りではなく、在来魚と外来魚、ゴミを釣った後は
・ゴミ箱
・外来魚回収箱
・びわ湖に返す在来魚のバケツ
にちゃんと分けるまでのゲームです。
楽しく遊べて勉強になり、夏休みの宿題も出来ちゃうかもしれない企画がもりだくさんの、とっても素敵なイベントでした♪
本当は他にも楽しそうな催しがあったのですが、最近の雨で洗堰の放水量が増え瀬田川の流れが急なこと、天候不良のため
・瀬田川でEボートに乗ってみよう
・洗堰レトロカフェ
などが中止となっていました。
この『水辺の匠』は年に2回ほど開催されているそうなので、次の機会に楽しめるといいですね♪
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