2024年22日（日）・23日（月）の夜、近江八幡の駅前広場で開催された「クリスマスマーケット2024」。キラキラ輝くイルミネーションと心地よい音楽、おいしい料理の香りが漂う会場は、賑やかな雰囲気で笑顔あふれるイベントになっていました。今年初開催となる地域密着型のマーケットの様子をレポートさせていただきます！

会場となっていたのはJR近江八幡駅南口の広場。こんなに人がいたのか！？というくらい賑やか。そして、イルミネーションがとても華やかでした。（実は電車からも見えていました。気になっていた人もいたのでは？）

筆者が訪れたのは17寺30分頃。まだ早い時間にも関わらず、笑顔でマーケットを楽しむ人が多数おりました。いい香りも漂ってくるし…何を買おうか迷います。

本部の前には、クリスマスをイメージさせるチョークアートのディスプレイ（写真が眩しくてスミマセン）に、今回のイベントのキーアイテムとも言えるランタンも。

クリスマス気分を盛り上げてくれる、とても心地よい雰囲気でした。今人気のクリスマス マーケットが近江八幡で楽しめるなんて…とても嬉しい気持ちになりました。

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クリスマスマーケットで気になる！“はちまん”の美味しいグルメ

クリスマスマーケットには、たくさんのショップが並びます。なかでもやっぱり気になるのは「グルメブース」ですよね？

おしゃれでカワイイナッツのお店。普段は酒蔵跡をリノベーションした空間で、八幡堀の観光客に人気のナッツ専門店「Going Nuts!」。

グリーンホテルYes近江八幡内にある本格中華の一軒「是的菜館」は中華粥を販売していました。寒い日の中華粥ってホッコリしますよね。

そしてそして、話題沸騰中の近江牛・和牛専門レストラン「寛閑観（かんかんかん）」のブースでは、バンズからはみ出し過ぎている「近江牛ハンバーガー」を販売。イベントでしか食べられないとあって、多くの人が並んでいました。

ほかにも、でっち羊羹で有名な和菓子の老舗「和た与」やクラフトビールのブルワリー「TWO RABBITS」、人気すぎるイタリアン「DA KOJI」、「ひさご寿し」の粕汁などなど、贅沢すぎる店舗が並んでいました！すごすぎる！

どのお店も寒い冬にぴったりの趣向を凝らしたメニューで訪れる人をおもてなししていましたよ。心から楽しめました。

“地域との繋がり”　地元中学校を巻き込んだビジネス体験も！

このマーケットは、近江八幡の若手経営者が集まる「はちまん青年経営者会」（※以下、はちまん青経会）が主催するはじめてのイベント。目的はクリスマスということではなく…“地域との繋がり”の場を提供すること。「不完全でもいい。やってみることに価値を感じて欲しい」と言うはちまん青経会の皆さん。

そこで今回、近江八幡・教育委員会協力の元、地元中学校5校（八幡中学校、八幡西中学校、八幡東中学校、安土中学校、近江兄弟舎中学校）と一緒に、ワークショップ＝社会体験として合同ブースを出店しました。

“商売”の体験のため「何をやったらいいか」から自分たちで考えたのだといいます。中学生が考案したメニューブースには、店のスタッフとしてもお客さんとしても、たくさんの未来ある子供たちが集まっていました。（いつかこの中から本当の商売人が現れるかも！？）

中学生が販売していた「ホットレモン」、美味しかったです♡

子供たちにとっては、とても貴重な体験になったのではないでしょうか。

地域が一つになったクラウドファンディングの取り組み

今回のイベントは何もクリスマスに限定されたものではありません。はちまん青経会によると、イベントの本質は「地域との繋がり」イベントが変わっても続けていければ…との想いが込められています。

今回は、イベントの運営資金を「クラウドファンディング」で集めたそうです。目標金額250万を掲げてのスタートでしたが、最終的には400万近く支援があったとか。

近江八幡駅のローターリーに特設された大きなスクリーンにも、支援企業様の告知が表示されておりましたよ。

地域の“商売人”の想いが詰まった今回の企画、大成功だったと言えるのではないでしょうか…もし課題があったとしても、これからどんどん地元を巻き込んでいける、エネルギーに溢れたイベントだったと思います。

最後に…筆者自身が支援さえていただいた「はちまんもん認定商品セット」の中身はこんな感じです。豪華♡支援したとは思えない（普通に買った感じ）の内容で、逆にお役に立てたのか不安になってしまいました。

今回の「クリスマスマーケット」は、近江八幡の町のチカラと、近江八幡のおいしいもんに囲まれた幸せなイベントでした！