2023.7-26(水)

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大津ナカマチ商店街に誕生!本格ピッツァとクラフトビールも楽しめる「YUKUMO KAERUMO 大津 NAKAMACHI」に注目【大津市】

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大津ナカマチ商店街に誕生!本格ピッツァとクラフトビールも楽しめる「YUKUMO KAERUMO 大津 NAKAMACHI」に注目【大津市】

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YUKUMO KAERUMO 大津 NAKAMACHI ゆくもかえるもおおつなかまち

所在地
大津市長等2-9-1 Googleマップ
電話番号
077-572-8522
営業時間
11:00~20:00
定休日
月・火曜休
駐車場
なし

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大津の丸屋町商店街・菱屋町商店街・長等商店街の3つが連なった「大津ナカマチ商店街」。

その一角に、新たにオープンしたのが「YUKUMO KAERUMO 大津 NAKAMACHI」です。

菱屋町商店街内に構える、トヨタモビリティの「Boss百町物語」さんが手がける新スポット。

以前は「まちなか交流館ゆうゆうかん」として界隈の癒やしスポットとなっていた場所に、新たに市民の「憩いの場」が誕生しました。

YUKUMO KAERUMO 大津 NAKAMACHIってどんなところ?

大津ナカマチ商店街を訪れた人が、気軽に立ち寄れる話題のスポット「大津 NAKAMACHI」は3階建て。

大津

1Fは「BAL NAKAMACHI」として、本格窯焼きピッツァとフルーツワッフル、地元のクラフトビールを楽しめます。

2Fには大津城を舞台に物語が展開する時代小説『塞王の楯』で直木賞を受賞した、大津市在住の今村翔吾さんの記念館「翔吾ナカマチ」が。

3Fはイベントホールとして利用できるスペース。ワークショップなどをおこなっています。

大津
▲こちらの入り口はすぐそこに階段とエレベーターがあり、2Fや3Fを利用するのに便利。1F利用者を妨げない工夫も

こだわり抜いたピッツァとワッフル。クラフトビールでのどを潤す至福の時間を

白を基調に、まちなかに溶けこむように佇む、洗練された外観が印象的。

オープンスペースになった1Fの「BAL NAKAMACHI」は立ち飲みスタイル。

大津

ピッツァを作る様子が見られるガラス張りの厨房や、ショーケースに並んだパティシエお手製のスイーツにワクワクします。

大津

注文はタッチパネル式。食べたいものを選んで料金を支払います。

注文を受けてから焼くピッツァは、近江牛を使ったものや、高島の「とんちゃん焼き」をイメージしたものなど地元感あふれるメニューや定番のマルゲリータなど常時5~6種を用意。

今回は、おすすめという「ベーコンとブラックペッパーのホワイトピザ」と「フルーツワッフル」をいただきました!

パリッともっちりしたピザ生地に、ホワイトソースと塩気あるベーコン。ブロッコリーとまいたけがアクセントに。

400度以上の高温で焼き上げるピザ生地は、窯に劣らない味と食感。気軽に本格的なピッツァを味わえるのがうれしいですよね。

まろやかなホワイトソースを引き締めるブラックペッパーがたまらん~。特有のクドさはなく、あっさりとした味わいでペロッと食べてしまいました。あと10枚食べれるなコレ。

チーズがこぼれてしまうという理由でカットサイズにはなかったのですが、ホールサイズのピッツァにはクアトロフォルマッジもあるそう! 次はソレだな……。

フルーツたっぷり!和洋が融合したスイーツに感動

季節のフルーツを盛り込んだ「フルーツワッフル」には、今が旬のナガノパープルがゴロっと。

ふんわり柔らかなワッフル生地にサンドされた、甘さ控えめのホイップクリームと忍ばせたあんこが美味!

▲中から登場するあんこが、味に彩を添えています(見た目はご容赦を)

和のテイストを盛り込んだワッフルは、季節ごとにフルーツを変えて登場するそうなのでこれからも注目ですね。

ほかにも、ショーケースを彩るスイーツが多数。

厳選した旬のフルーツをふんだんに使ったスイーツはどれも華やかで目が忙しい。全部おいしそうで手土産にたくさん欲しくなってしまいます……。

すべてパティシエ特製で、こちらも定期的にラインナップが変更するそう。秋にはモンブランも登場予定とか。期待しかない。

滋賀らしいクラフトビールもラインナップ豊富に
大津

いま注目のクラフトビールは、堅田の「近江麦酒」さんのものを揃え、なかでも湖南市の「弥平とうがらし」からつくるビールは、自慢のピッツァともぴったり!

さっそくいただいてみました!……が、うっかり写真を撮り忘れるというポンコツぶりを発揮。(すみません)

さて、こちらの「弥平とうがらし」を使った「とうがらしエール」。

色はほんのり赤みがかっていますが、そのほかの見た目は普通のビールです。

ひとくち飲むと、わずかにピリリと痺れるような辛さと、弥平とうがらしの特長でもある旨みと香りが感じられます。めちゃくちゃウマー。

多数そろえるクラフトビールとピッツァ、締めにスイーツ……。日々のちょっとした贅沢がここに詰まっています。通いたい……。

もちろんソフトドリンクも用意されていますので、お酒の飲めない方も気軽に足を運べますよ。

大津市在住の作家・今村翔吾氏の作品をずらり一堂に。

「大津 NAKAMACHI」の2Fには、今村翔吾さんの記念館「翔吾ナカマチ」があり、今村さんの作品『塞王の楯』をイメージできる空間が広がっています。

▶今村翔吾さんのオフィシャルサイト

大津

趣ある空間には、水墨画家の菊田一朗氏、書師・秀蓮氏の墨絵や書がならんでいて、ゆったりと落ち着いた雰囲気。

大津

中央にある円形の椅子に腰かけて、今村さんの作品を読むこともできます。※飲食は禁止です

『塞王の楯』に登場する大津城のジオラマも展示され、いっそう作品世界を深く知ることができる工夫も。

3Fは取材当日に使用予定で撮影できなかったのですが、ワークショップや講演会などをおこなうイベントホールです。

ゆくゆくは落語会なども開催したいという構想もあるのだとか。実現が楽しみです。

訪れた人も近隣の人も、気軽に立ち寄って癒やされる空間に

界隈に愛されるお店として、地域に根ざした店づくりを目指しているという「YUKUMO KAERUMO 大津 NAKAMACHI」。

有名な蝉丸の一首から名前を拝借した店名には、行き交う人同士が出会い、交流を深める場所としたいという想いも込められているんだとか。

さらに、1Fのバルでは、秋野菜やお漬物を使ったメニューも考案中との耳より情報も。

食べておいしい、学べて楽しい。そんな地域の憩いの場として、今後も目が離せません。

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hatchi

チェキポン編集部。大津市在住。コーヒーとビールと活字があればとりあえず生きていけます。今はもっぱら自転車にハマってます。

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