- 草津市
“あおばな”の魅力に迫る!【7/9(日)】『くさつあおばなフェスタ』in草津市立水生植物公園みずの森 に行ってきました【草津】
今年で第19回目となる「くさつあおばなフェスタ」に行ってきました!
そもそも「あおばな」ってどんなもの?
まず、今日主役「あおばな」について説明しましょう!
とても丁寧に説明してくださったのが、草津青花紙製造技術保存会さん。
あおばなは「つゆ草」の一種で、毎年2月に種をまき7月に花を咲かせます。
その花びらだけを摘み取って絞る→青いシルが出る→そのシルを和紙に塗る
→和紙を乾かす→再び塗る→再び乾かす・・・
という「塗る」と「乾かす」動作を何度も繰り返し、和紙にたっぷりあおばな汁を染み込ませます。
そして完成するのが「あおばな紙」という絵の具。
この絵の具は水で溶かしながら使いますが、この手法をとっているのは「あおばな紙」以外にないそうです。
→この刷毛で塗る作業を繰り返します。
あおばな紙は水で溶けるので、友禅染めや絞り染めの下絵を描く絵の具としても重宝されているんですって!
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あおばなストラップを手作りで!美しいブルーの色の秘密!
今回は、その「あおばな紙」を使ったワークショップも実施されていましたのでご紹介しますね。
まずは「あおばなストラップ作り」
「ストラップ作りの材料」はこちら↓
作り方↓↓
人気の秘密はこの「ブルー」!(私は密かに「あおばなブルー」と呼んでます)
なんとこの「あおばなブルー」の玉は木製で、80回以上もあおばな液を塗り重ねることによってこの色が生まれるそうです。
このあおばなブルーの木球だけでも欲しかったのですが、こちらのイベントでしか手に入らないとのこと😭
あおばな色が涼しげ!うちわ塗り絵体験も!
さてこちらの「塗り絵体験」は自分で「あおばな紙」を使ってうちわに色を付けていきます。
塗り重ねることで自分だけの濃淡が出る面白さがあるんですよ!
これからの季節にぴったりの涼風をゆったり運んでくれるうちわができそうですね。
この2つのワークショップは私が会場に到着した9時20分にはすでに受付終了でした。
ご興味を持たれた方は、来年の開催時には早めの出陣をおすすめします〜
キレイな青が印象的なあおばなgoodsもたくさん!
さて、会場にはたくさんの「あおばなgoods」がありましたよ!
まずは、「NPO法人きらら」さんの焼き菓子。
焼き菓子には密かに「あおばな粉」が仕込んであるとか。
実は「あおばな」には血糖値の上昇を抑える成分も含まれているんです!
食べてもいいなんてスゴイ!
そしてこちらは湖南農業高等学校による「あおばなスカーフ」や「ハンカチ」。
全て花緑科の草花・バイオ班の生徒さんが作ったものだそう。
一般には売られていないので、この場で購入するか学校に電話で直接連絡して販売してもらうしか方法がないそうです。
その他、血糖値を下げる効果のある「あおばな茶」、あおばなのイラスト入りトートバックなどの販売がありました。
エントランスでワークショップやgoodsの販売が行われているなか、奥の映像室では「ライブ」や「講演会」などが開催されていましたよ。
17弦箏の調べでリズムよく♪ 〜青花紙の紹介〜
箏の調べをとともに「青花の紙」の朗読がリズム良く刻まれ、お話がすっと耳に入ってきました。
なるほど!「史料からみた青花紙」
こちらは草津市立草津宿街道交流館の「八杉淳」さんによる講演。
古い史料から「あおばな」の記載箇所を紹介しつつ、江戸時代から変わらない「青花紙の作り方」を紹介してくださいました。勉強になりすぎる。
GINLALAさんスペシャルライブで盛り上がろう!
締めは「GINLALA」さんのスペシャルライブ。
なんとこの日のために「あおばなの歌」を作られたそうです。
明るい歌声に子どもたちの合いの手も入り、途中草津のご当地キャラ「たび丸」君もやってきて、みんな楽しくハッピーな気分で今日のイベントを終えました。
さて、19回目を迎える「くさつあおばなフェスタ」。
会場は毎年変わるとのことなのでご注意くださいね。
展示物や御話会などいろんな視点から「あおばな」について知ることができた楽しいイベントでした!
来年の開催も楽しみですー。
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