2023.1-17(火)

  • 大津市

三井寺観音堂の前にオープンした「CaFe KanOn(カフェカンノン)」の“映える”おはぎと紅茶がめっちゃ気になる!

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三井寺観音堂の前にオープンした「CaFe KanOn(カフェカンノン)」の“映える”おはぎと紅茶がめっちゃ気になる!

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caFe KanOn カフェ カンノン

所在地
大津市園城寺246 園城寺三井寺観音堂売店 Googleマップ
電話番号
080-7827-5914
営業時間
10:30~16:00
定休日
水曜休※2月から火曜定休に変更
駐車場
あり

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歴史ある場所に誕生した、おはぎと紅茶のお店

西国三十三所観音霊場の第14番札所として信仰を集める園城寺(三井寺)。びわ湖と大津市街を一望できる景勝地にある古社に、新しく誕生したのが「CaFe KanOn(カフェカンノン)」。

後三条天皇の病気平癒を祈願して1072年に創建されたと伝わる観音堂。その向かいにあった売店をリニューアルし、1月17日にグランドオープンとなりました!

その、「CaFe KanOn」のオープニングセレモニーへ行ってきましたよ!

▲木を活かした看板が印象的

飲食店の設計や建築を得意とする松井商事(大阪府枚方市)の社長で一級建築士の松井昌彦さんが手掛ける、“おいしい「おはぎ」とおいしい「紅茶」”のお店。

▲オーナー・松井昌彦さん

観音堂の前という立地にプレシャーもあるけれど、全国から、多くの人が足を運んでくれるお店にしていきたいと語っておられました。

どこにも負けないおはぎと紅茶のお店ができた。とプレッシャーも楽しみつつ自信をのぞかせていましたよ。

▲園城寺の福家長俊彦吏や、びわこビジターズビューローの川戸良幸さんもともにテープカット

散策のついでに、おいしい“おはぎ”とおいしい“紅茶”でまったり。のんびり。

「おはぎ」以外の候補は、おしるこやあん団子、蜜たっぷりの白玉などいろいろあったそう。けれど、味による地域差がなく、親しみやすい「おはぎ」は、いちばん「あん」の味を楽しめると思い決定したのだとか。

実は、この「おはぎ」と三井寺には不思議な縁もあるよう。

園城寺の福家俊彦(しゅんげん)長吏によると、三井寺の彼岸会でくばられる「赤御飯」。それは、観音堂を興した後三条天皇が崩御された際、天皇追悼のための彼岸会で「赤牡丹餅」を作って供養していたことに由来するのだとか。

牡丹餅=ぼたもち=おはぎ。ということで、本当にこの場所におはぎと紅茶のお店ができたのは僥倖といえるかもしれませんね。

こわだりのおはぎは、見た目もサイズもカワイイ

さて、この「おはぎ」。定番の「如意輪あずき」や「抹茶」「ごま」など常時6種の味を用意(各250円)。さらに季節・期間限定のランナップも揃え、訪れる人を癒やしてくれます。

信楽・朝宮茶を使った「抹茶」は、お茶の苦みのあとに甘さが広がる贅沢な味わい。香ばしさが後を引く「黒ごま」、甘味と酸味のバランスが秀逸な「ゆず」。どれも美味しい~。

自慢のおはぎは、滋賀県産のお米と大納言小豆を使い、和三盆糖のやさしい甘さが素材の味を引き立てています。

大きさは直径5cmほどの小ぶりなサイズ。コロンと見た目もかわいくて、ちょっと甘いものが食べたいときにぴったりですね。

▲お店に入ってすぐ、カウンターのスタッフさんにおはぎや紅茶の注文を伝えてくださいね

注文を受けて、その場で作るという「おはぎ」は、出来立てのみずみずしい美味しさが魅力です。1年半の間、試作を重ねて完成したという自慢のおはぎ。

今回は、試食もOKとのことだったので「如意輪あずき」と変わりダネの「ナッツ」をいただいてみました。

定番の「如意輪あずき」はやさしい味わい。甘すぎない「あん」とイチゴのあまずっぱさがアクセントになって、何個でも食べられてしまいそう。カリカリっとした食感も小気味いい「ナッツ」は、クリームチーズを使い、和洋が折衷した新感覚。クリームチーズの酸味が特製の白あんとよく合います。

老舗紅茶ブランドの紅茶を気軽に楽しめる

おはぎに合わせるのは、世界中で愛されるドイツの老舗紅茶ブランド「ロンネフェルト」社の香り高い紅茶。数々の高級ホテルでも採用されている、紅茶の最高峰です。

おはぎと一緒に紅茶の試飲もできましたよ。うれしいー。

わたしが選んだのは「ウインターハーモニー」(↑写真右)。アーモンドとシナモンの風味を加えたフルーツフレーバーティーです。

ちょっとアップルパイのような感じでとっても美味。後口がスッキリしているので、おはぎにもぴったりです。

▲カウンターにずらりと並ぶ多彩な紅茶。好みの味を選んで

昔から、緑茶やコーヒーより紅茶に親しんでいたといういうオーナーの松井さん。おはぎと紅茶の相性がぴったりなことも、よくご存じだったんですね。

 ▲季節限定の紅茶もあり。四季折々の味わいを楽しめます

ロンネフェルト社の厳しい選定基準をクリアし、お店に並ぶことになった紅茶は、テイクアウトも可能です(各1杯550円)。

ダージリンやアールグレイなどよく知られたものから、フルーティーな味わいの「レッドフルーツ」やカカオの芳醇な香りがたまらない「アイリッシュ ウイスキークリーム」など多彩にそろいます。

好みの味の紅茶を見つけて、おはぎとのマリアージュを楽しんでくださいね。

▲メニューはこんな感じ。いろいろ試してみるのも楽しそうですね

ほっとくつろげる癒やしの空間で、喧騒を離れてのんびりと

自慢のおはぎと紅茶を店内で味わうこともできます。お店の中は、テーブル席とソファ席を備え、のんびりとくつろげそうな空間。

おしゃれな内装は建築士が手掛けるお店ならではでしょうか。大きな窓から自然を愛でながら過ごせば、心が穏やかになりそうですね。

散策のついでに立ち寄って、おはぎと紅茶でゆったり。とびきり贅沢な時間ですよね~。

今後は、滋賀の民芸品販売などもおこなっていきたいのだそう。
お店には、レトロかわいい民芸品やうつわなども並べられていましたよ。

人気の3種のおはぎをおみやげにいただきました!

▲如意輪あずき、抹茶、ナッツの3種。わっぱのような器もかわいいですよね

ちなみに今の期間限定は「キャラメルマキアート」。

お土産として購入して、自宅でいただきました!ほのかなコーヒーの香りとキャラメルのほろ苦さが絶妙!めっちゃおいしいです♡

オマケ:あの人気者もサプライズで登場。祝福の音色をとどろかせていましたよ

当日は、三井寺の人気者・べんべんもお祝いに駆けつけていましたよ。ホラ貝のファンファーレ、耳に心地いい音色でした。

滋賀県だけでなく、全国からいろいろな人が足を運べる場所として、「また来たい」と思ってもらえるお店を目指しているそう。

園城寺観音堂のおいしいおはぎ、おいしい紅茶のお店「CaFe KanOn」。これからも目が離せませんね。

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hatchi

チェキポン編集部。大津市在住。コーヒーとビールと活字があればとりあえず生きていけます。今はもっぱら自転車にハマってます。

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