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仲間と一緒に!ボーイスカウトの全国一斉環境活動「プラごみバスターズ大作戦」で、自然についてもっと考えた

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仲間と一緒に!ボーイスカウトの全国一斉環境活動「プラごみバスターズ大作戦」で、自然についてもっと考えた

ボーイスカウトのイメージといえば、野外キャンプや街頭での募金活動などがあると思います。

でも、もちろんそれだけではありません。とはいえ、具体的にどのようなことをやっているのか?

知っているようで知らないボーイスカウトのこと、主な活動、やりがいなどを、ボーイスカウト滋賀連盟の現役スカウトのみなさんに聞いてみました。(※チェキポン2月号でも、たくさん語ってくれていますよ)

そもそも、“ボーイスカウト”とは…

1907年にイギリスで始まった青少年教育活動を基に、今では世界169の国と地域で約4,000万人。日本全国では“団”と呼ばれる活動母体が約2,000あり、約11万5,000人が活動している。野外での活動や子どもたちの自発性を大切に、年代によって様々に楽しみながら学び、それぞれの自主性・協調性・社会性・たくましさやリーダーシップなどをはぐくんでいく活動内容となっている。滋賀県内には23団の加盟団がある。
▲今回、お話をうかがったボーイスカウト滋賀連盟のみなさん。

■ボーイスカウトでは、年代によって呼び方もさまざま

●小学1年生~:ビーバースカウト
●小学3年生~:カブスカウト
●小学6年生~:ボーイスカウト
●中学3年生~:ベンチャースカウト
●18~25歳:ローバースカウト

今回、お話をうかがったみなさんは「ローバースカウト」と呼ばれています。年代が上がる・経験が増えるにつれ、それを下の世代へ教えていく指導者としての要素も増えていくのだそう。

■ちなみに、「ボーイスカウト滋賀連盟」の2022年は以下のようなイベントを実施■

1.ボースカウトとあそぼう!ワクワク自然体験あそび
2.夏休み自然体験
3.免許がなくても!無線体験

ほかにも、「ジャンボリー」といわれる全国・国際的なボーイスカウト運動キャンプ大会への参加なども。

野外での活動を中心に、楽しみながえら子どもたちの自発性を促すことができる、さまざまな体験学習などを実施しているんですよ。

全国一斉環境活動「プラごみバスターズ大作戦」に参加

さらに、ボーイスカウト滋賀連盟で今年、力を入れたとこととして、「プラごみバスターズ大作戦」への参加を挙げてくれました。

もともと、9月に「スカウトの日」という活動を通じて地域の清掃活動をしており、その一環として、全国一斉環境活動「プラごみバスターズ大作戦」に参加。

滋賀県では、7月に守山市の「滋賀セブンの森」で清掃支援、10月には草津市で「プラごみバスターズ大作戦」として奉仕活動がおこなわれました。

見えにくいところに、思いがけないごみが落ちていることがあるそう。一つひとつ丁寧に拾っていきます。

地域の方のご協力もあり、たくさんのごみを拾うことができ、改めて自然や環境について考えるきっかけになったそう。

▲10月23日に実施された草津の「矢橋帰帆島」周辺会場では、可燃ごみ67袋、不燃ごみ6袋の計73袋が回収できました。

そもそも、プラごみバスターズ大作戦ってどんなこと?

ボーイスカウトによる、全国一斉環境活動のこと。定期的に開催されている環境美化活動のなかでも特に、プラスチックごみの放棄に焦点をあてて実施された大型イベントです。


・活動のテーマ・目的

ミッションは「プラごみの調査・撲滅活動をして、地球を美しく!」。

プラスチックごみが放棄されている社会課題に対して、地域の協力のもとスカウトたちが行動し、プラスチックごみの調査・回収と資源循環を体験することを目的としていまるそう。

・具体的な活動内容は?

街や海辺、川辺に落ちているゴミを「はぐれごみ」と呼び、そのなかでも特にプラスチックのゴミを「はぐれプラごみ」と名付けて、捕獲・回収。以下の3つのアクションに取り組んでいるんだとか。

3つのアクションプラン

①はぐれプラごみについて学ぼう・遊ぼう
②地域の「はぐれプラごみ」を捕獲しよう
③プラスチックアップサイクルに挑戦しよう

①はぐれプラごみについて学ぼう・遊ぼう

世界共通の話題である「プラスチックごみ」について学ぶプログラムに取り組む。「はぐれプラごみ」はなぜ生まれるのか、自分にできることはないか考えるきっかけづくりに、ミッションに挑戦!

②地域の「はぐれプラごみ」を捕獲しよう

回収したごみをアプリに登録し、全国規模のデータを収集。特設ページを設置し、みんなが拾ったごみの数を自動で集計。

「ピリカ」の見える化ページで県ごとの状況が見える化されます。みんなで「はぐれプラごみ」を捕獲しよう!

③プラスチックアップサイクルに挑戦しよう

ご家庭で飲んだあとのペットボトルのキャップを集めて、アップサイクルするプロジェクト。スカウト用SDGsバッジとペットボトル回収ボックスに再利用。

目標は150,000個!協力団の募集もしているそう。詳細は以下からも。

仲間と一緒なら、キャンプも奉仕活動も楽しい

ボーイスカウトの魅力は、楽しみながら活動することで仲間意識が高くなることだといいます。異年齢の人たちと「班」で活動することで、リーダーシップが身に付いたり、指導力が鍛えられたり。

大人に見守られつつも、自分たちで考えて行動できるため責任感がつくそう。学校では教わらないさまざまなことを、活動をしていくなかで学べるのもポイントだとか。

野外でのキャンプや奉仕活動などを通して、もっともっとボーイスカウトの楽しさや活動内容を知ってほしいと語ります。

健全な心身をはぐくむボーイスカウト。興味を持ったら、ぜひ一度、体験してみてください。

体験・入団などについては以下から。

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hatchi

チェキポン編集部。大津市在住。コーヒーとビールと活字があればとりあえず生きていけます。今はもっぱら自転車にハマってます。

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