- 湖南市
「こんにゃくが2時間半でできちゃった!」石部でこんにゃく作り体験
まさぴょん
hatchiさん、こんにゃくって好きですか?
hatchi
大好き大好き! この季節、おでんのおだしがしみ込んだこんにゃくは、ごちそうだよね♪
まさぴょん
私も、こんにゃくは調理に欠かせない食材で、いつも買い置きしてるんですよ! カロリー0だし、女子にはうれしい食材ですよね~
まさぴょん
今日は、そのこんにゃくをこんにゃく芋から手作りすると聞いて、12月20日、[湖南市石部老人福祉センター]で開かれた体験教室に行ってきましたよ!
hatchi
えっ? 手作りできるの? どんな風に作るんだろう~? 気になる気になる!
まさぴょん
では、私と一緒に「こんにゃくワールド」へGO!
ちなみに、講師の先生は奥ゆかしい方で「名前は出さないで~」とのことでしたので、
「湖南市内の地元の先生」とだけお伝えしておきますね。
さっそく、主役のこんにゃく芋の登場!
表面の泥をたわしでゴシゴシと洗い流します。
直径約20センチ、重さ約1.5㎏。
結構硬くて、男性の参加者さんも、包丁を握る手に力が入ります。
甲賀市土山町で収穫されたもので、今年は雨が多くて、例年よりも大きく実ったそうです。
こんにゃく芋の断面はこんな感じ。アクがとても強いので、素手で触るのは禁物!
長芋を触ってかゆくなるというのの比ではないので、必ずゴム手袋をはめて作業します。
3~4mmほどの厚さに切りそろえます。
hatchi
えっ?この黒い皮、むかないの?
まさぴょん
こんにゃくって白いこんにゃくと黒っぽいこんにゃくの2種類あるでしょ?
まさぴょん
皮を入れないと白いこんにゃくになって、皮を入れると黒っぽくなるんだって!
hatchi
そう言えば、黒っぽいこんにゃくって黒い点々みたいなのが、中に浮かんでるもんね。あれって、皮だったんだぁ~。知らなかった~
芋の傷んだ部分は丁寧に取り除きます。
こんにゃく芋の表面のアップはこんな感じ。
こうしてみると、やっぱり「芋」ですね。
大きな鍋に水を入れて、切ったこんにゃく芋を柔らかくなるまでゆでます。
これからどうやってこんにゃくになるのか、楽しみで思わず笑顔に♪
指で挟んでつぶれるぐらいになったら、ゆであがり!表面がつやつやしていますね。
ここでぬるま湯と芋を入れて、ミキサーにかけます。
ミキサーを見つめる目も真剣!
ドロドロ~と液状になったものを……
手でよくかき混ぜたあと、30分寝かせておくと……
指で押した跡が残るほど、固まってきましたよ!
ここで、こんにゃく作りに欠かせない水酸化カルシウムをぬるま湯でといて入れて、しっかりとかき混ぜます。
hatchi
水酸化…??化学の実験みたいね
まさぴょん
こんにゃくの凝固剤なんだよ。こんにゃくに含まれる「こんにゃくマンナン」という食物繊維が、水酸化カルシウムというアルカリ性物質によって変化して、ゲル状になるんだって
まさぴょん
市販のこんにゃくにも使用されているから、売り場で原材料名を見てみて
こんにゃくがまとまってきて、手につかなくなったら、型に入れて形を整えます。
手水で表面をなでるようにするのがコツだそうです。
固まるまで30分ほど待ち、切り分けます。見慣れたこんにゃくに近づいてきましたね。
大きな鍋にお湯を沸かして、グラグラと30分間湯がきます。
hatchi
わぁ、ぷくっと膨らんでおいしそう♪
まさぴょん
冷めるとまた縮んじゃうんだって
まさぴょん
では、ゆであがりを待つまでに、hatchiさんに問題で~す!
まさぴょん
これは、何でしょうか?
hatchi
こ……これは……? 3本あるけど……?
hatchi
わかった! 鬼のツノでしょ!? 青鬼の!
hatchi
でも、まだ節分には気が早くない?
まさぴょん
hatchiさん、目は大丈夫?
まさぴょん
確かにツノっぽいけど…正解は、「こんにゃくの芽」でした!
まさぴょん
土に植えると、うまくいけば3年後には実がなるかも?ってことで、希望者の方が貰って帰られましたよ
hatchi
3年もかかるって、その方がびっくりやわ!
お待たせ~!手作りこんにゃくのゆであがりです!
ごつごつした感じが何とも言えず手作り感にあふれていていいですね。
ゆであがったばかりの熱々を、大事そうに受け取っておられます。
1人4個ずつもらうことができたので、「正月のおせち料理にも使いたいなぁ」と皆さん満面の笑顔でしたよ。
講師の先生と参加者さんの計らいで、私もこんにゃくのお土産をいただきました。
家でもう一度ゆでてあく抜きをして、刺身こんにゃく風にいただきました。
家にあったゴマポン酢と柚子の皮をトッピングにしたところ、立派な一品になりました。
まさぴょん
滋賀の美味しい地元の味、ごちそうさまでした♪ プリプリと弾力があって、美味しかったです!
こんにゃくって、手間ひまかけて作られてるんだなぁ~。
機会があれば、ぜひ1度、手作りこんにゃくを食べてみてください。
プリプリの弾力と歯触りにやみつきになってしまうかもしれませんよ。
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