M.C.エッシャー《描く手》 1948年 リトグラフ　Maurits Collection, Italy
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わたしたちの周りにあふれる、「不思議」なもの。なかでも人々を魅了し続けるトリックアートを牽引してきたのが、オランダの版画家M.C.エッシャー。

今回の企画展では、そんなエッシャーの手がけた初期から代表作まで150点以上の作品が展示されています。

さらに、錯視などを活用した体験コーナーも用意されているので、よりその世界観を深く知ることができるんです。

「エッシャー 不思議のヒミツ」展で、エッシャーの世界に浸ろう。気になる見どころや展示内容などは？

【M.C.エッシャーとは】

1898年、オランダのレーワルデンに生まれたエッシャー。父親が日本の港湾治水事業に携わっていたことから、自宅には浮世絵が多くあったそう。

画家としてデビューした若かりし頃は、イタリアの美しい風景や街並みに想像力を刺激され、多くの作品を生み出しました。

その後、幾何学模様に魅了され、テセーションやメタモルフォーゼ、空間構造、錯視などを取り入れた作品を次々と発表。

人々はそのトリックの世界に魅了され、エッシャーの名は瞬く間に世界へと広がっていきました。

「エッシャー不思議のヒミツ」展の見どころを紹介！

■初期作品から代表作まで網羅！ エッシャーの全容を知ることができる！

学生時代の作品にはじまり、代表作から遺作にいたるまで150点以上の作品を通して、その画業を紹介。特に、イタリア時代の作品は豊富で見ごたえたっぷり。

■カテゴリーごとの作品展示でエッシャーの新たな側面を発見！

らせん構造や循環、反射面、幾何学立体など多くの事象に魅了されていたエッシャーの作品をカテゴリーで分けることによって、彼がなにを見てなにを追求したのかを明らかに。

■体験展示でさらにハマる！ 不思議のヒミツを解き明かそう！

エッシャー作品の世界観を疑似体験できるコーナーも。彼が作品に取り入れたトリックについて、体験セクションが設けられています。

実際に体感することで、エッシャーについての造詣がより深まるはず。

この冬、視覚の魔術師がしかけたパラドックスの世界に没入してみませんか。

★企画展はWEB事前予約制です！予約は以下から！

事前予約制なので、予約時にネット決済による入館チケットの購入を。