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美しき花々の競演とお花屋さんの誇り。日本一のフローリストを決める「ジャパンカップ近畿ブロック代表選考会」へ行ってきた!【大津】

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美しき花々の競演とお花屋さんの誇り。日本一のフローリストを決める「ジャパンカップ近畿ブロック代表選考会」へ行ってきた!【大津】

近畿2府4県のJFTD(花キューピッド)加盟店が参加する「2024ジャパンカップ近畿ブロック代表選考会」が2023年10月19日におこなわれました。

ジャパンカップは、JFTD加盟のお花屋さんたちが技術面、芸術面を競い合い、“日本一”のフロリストを決める大会です。

今回の開催県が滋賀県とのことで、会場となった「びわ湖大津館」へ。

近畿ブロックの代表を決める予選会……どんな感じか気になりますね。

テーマに沿った作品が一堂に展示。美しく個性豊かなアレンジ花に魅了される

一次審査は、出場者による持ち込み作品の審査です。

事前に伝えられていたテーマをもとに細部までこだわった作品を作り上げられた作品が並びます。(掲載写真は展示の一部)

2Fの展示室には、「〇〇を祝う」をテーマに、26名の出場者による趣向を凝らした芸術的な花々が。

幅90センチ、奥行き60センチ、高さは無制限というサイズ制限のなかで、さまざまな作品が展示されていました。

一度、展示テーブルに置いたらもう触ってはいけないらしく、ちょっと花の向きがズレたとか欠片が落ちたとしても修正はできない、というシビアな世界。

そんな一次審査で選出された16名が、二次審査(ファイナル競技)へと駒を進めます。

緊張感と高揚感に満ちた会場で技術とセンスを競う

ファイナル競技は、観客や審査員の前で、即興で「花束」と「アレンジメント」をつくるというもの。

▲協議開始前の3分間で、花材などの確認をします

その日、その場所に立つまで、テーマはもちろん花材も器もヒミツなんだとか。

めっちゃドキドキしますよね。

それぞれ、花束は25分、アレンジメントは35分の制限時間が設けられ、その場で作品をつくります。

もちろん、競技なので制作中の様子や、出来上がったあとのテーブルの上のキレイさまで審査対象。

当日のテーマは、「ハロウィンに贈る花束」と「ハロウィンに飾るアレンジメント」

時間をかけて作り上げるものとは違い、即興だからこそ表現できる美しさがあるんだとか。

二次審査で選ばれた8名が、来年の6月に愛知県で開催される「ジャパンカップ」へ近畿代表として出場することになります。

会場となった「びわ湖大津館」は、滋賀らしさを意識して決定されたそう。
最終表彰式は、なんとビアンカでおこなわれたのだとか!豪華!

▲ジャパンカップ選出者8名の表彰式はBIANCAにて

表彰式のあとは、懇親会もおこなわれ、ファイナルへ進んだ16名の花束作品が各テーブルに配されたそう。

今回取材させていただいた、ジャパンカップ予選は一般の方も観覧OKだそうなので、機会があればぜひ行ってみてください。

実際に目の当たりにする花々の美しさに心が震えますよ。

時代の流れとともに、お花を買ったり贈ったりする習慣がだんだんとなくなってきているという昨今。

わたしも時々お花屋さんに立ち寄ってお花を買うのですが、たとえ1輪でも、飾ってあるだけで気持ちが華やぎますよね。

今年の年末は、お世話になった方にお花を贈るのもいいなぁと思っています。

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hatchi

チェキポン編集部。大津市在住。コーヒーとビールと活字があればとりあえず生きていけます。今はもっぱら自転車にハマってます。

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