【編集部コラム】深夜ラジオから言葉遊びの話(FUJICO)【第26弾】
こんにちは、編集部FUJICOです。
音楽のことは全然わからないわたしですが昔から大好きでずっと聴いているがケツメイシです。
声や歌詞がいい。熱さがいい。でも、ゆるさもいい。エロさもいい。
そしてイチバンは、生き様がいい。…とまあ、かつては毎年ケツメポリスのリリースに合わせてライブにも通っていました。懐かしい。
それから何年も経って(ヤバイ!ちゃんと思い返すと結構経ってる)、ここ数年ハマっているのがオールナイトニッポンの月曜パーソナリティをやっているCreepy Nuts(クリーピーナッツ)です。
今年の春に「0」から移動になりましたね。そして、菅田くんの最終回にも神対応でした。笑。
改めましてそんなCreepy Nuts(クリーピーナッツ)は、2017年にメジャーデビューした、R-指定とDJ松永の2人によるヒップホップ・ユニットです。
Rさんは、日本最高峰と言われたMCバトル大会「ULTIMATE MC BATTLE」で3年連続GRAND CHAMPION(日本一のバトルMC)になっています。
松永さんは、「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS 2019」に日本代表として出場して優勝しています。
わたしがラジオを聴き始めた最初の頃の松永さんは、「第41回日本アカデミー賞」最優秀主演男優賞を受賞した菅田くんと、MCバトルのチャンピョンだったRさんにバカにされていましたが…大逆転しました。本当に凄い!
とまあ、ここまではただのファンの話なのですが、実はこのCreepy Nuts(クリーピーナッツ)のANNで、わたしは始めて「ヒップホップ・ミュージック」と「日本語ラップ」の違い(区別?)を知ったのです。
ここで「ヒップホップ・ミュージック」をわたしが説明するのは役不足ですので調べてください、はい。奥が深すぎて表面しか分かってませんので、すみません。
…で、何が言いたいかというとこっち。
「日本語ラップ」って凄くないですか?ってことです。
(好きか嫌いかは置いておいて)言葉と音を多彩に組み合わせて、韻を踏んで、リズムに乗せて想いを表現するってことが本当に凄いことだと思うのです。
わたしも文章を書く仕事をしているので、あえて言わせていただくのですが言葉を紡ぐことってすごく難しいんです。
例えば仕事で原稿を書くときも、80文字とか100文字とか120文字とか決められた文字数の中で、実際にうかがった話や想いや美味しさなんかを表現しなければなりません。
伝えたいことの一部しか書けない。
でも、そんな制限された場所だからこそ、最大限に世界を広げて深くして、1文字もムダにしないように丁寧に言葉を選んで紡ぐんです。
(WEB記事のように、好きなだけ好きなように文章を書けるなんて幸せすぎることなんです)
そう考えると「日本語ラップ」は言葉を紡ぎながら、さらにリズムと音まで縛りがあるんですよね。
“物書き”以上に言葉を知っていないとできないんですよ。
後はなんなんでしょう…持って生まれた感覚なのか感性なのか、努力もあり慣れもあるのか。巧みに言葉(響き)で遊んでいるような感じが、素直に凄いと思うんです。
Creepy Nuts(クリーピーナッツ)も、歌がうまいとか声がいいとか人柄とか、表面的な魅力はもちろんあってのことですが、熱いメッセージ(歌詞)の奥にライムの技術がしっかりと感じられる実力派な音楽作品が、言葉にできないほどカッコイイです。
年下ですが尊敬しかありません。
ラジオではおバカな話も多いけど、熱い話もできる、素敵な若者たちですよ。そして純粋にいつも彼らの歌詞に元気をもらっているわたしです。「のびしろ」聴きながら仕事に向かうと頑張れます。笑
それでは、ベタすぎる締めくくりですが、ぜひ一度、聴いてみてくださいー。音楽もラジオも。
あ、そしてやっぱりケツメイシは永遠です。笑
松永さんの食生活が心配です。汗がかけるようになりますよーに。
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