【編集部コラム】時の流れに身をまかせる?【第13弾】

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【編集部コラム】時の流れに身をまかせる?【第13弾】

 

時間。

ーー今、この文章を書いているその瞬間も刻々と時間は過ぎていきます。そして止まることなく流れていき、我々人間はその時間の波の中を日々生きているのです。

時間の流れには逆らえない。けれど人々は時間を超越することを夢見て、タイムマシンやタイムスリップなどを使った創作を次々に生み出してきました。時には過去に戻って恐竜と遭遇したり、未来の自分の運命を変える旅に出たり、ある同じ時間を行き来したり。

映画や漫画などでタイムスリップやタイムリープものの話が流行っていますが、どんでん返し的な展開も多いので個人的に好きなジャンルです!

 

…と突然に「時間」の話をしましたが、
つい先日 6月10日が「時の記念日」だったことにちなんで「時間」について触れてみました。

6月10日に日本で初めて時計による時の知らせが行われたことを記念して制定されたそうです。

実はその時計というのが「滋賀」にゆかりあるもので…

671年の6月10日、天智天皇が近江の大津宮(現在の滋賀県大津市)に「漏刻(ろうこく)」と呼ばれる水時計を設置し、鐘や太鼓を鳴らして人々に時間を知らせていたのだとか。

近江神宮ではそれにちなんで「漏刻祭」が毎年行われています。一昨年や昨年はコロナの影響で縮小開催でしたが、今年は3年ぶりに通常開催されたようです。時計業界の関係者が新製品の時計を奉納して、業界の発展を祈願したそうです。

時間や時計って本当に身近な存在ですよね。

時間割や時刻表、タイムスケジュール、日々のタスク…。

時間に追われていると言われがちな日本人。時間がはっきりしていることは嬉しいのですが、それって時間にとらわれてしまっているのでは、と思ってしまう瞬間もあります。

同じ事を繰り返す毎日が続くと、気づけば1日があっという間に終わり、一週間が過ぎ、いつの間にか季節は変わり…。あれ、もう1年たってしまったのか…と。時の流れの恐ろしさをひしひしと感じる日々ですね〜。

 

年を取れば取るほど、時が過ぎるのが早くなる。

子どもの時って、どうして1日があんなに長く感じたんだろう。

そんなふうに感じる人は多いと思います。いわゆる「ジャネーの法則」ってやつですね。気になる人は検索してみてください。

本当にこの早すぎる時間の流れをどうすればもっとゆるやかにできるのかどうか、試行錯誤したこともあります。でも、人間は時の流れには逆らえないのです。時間は止めることはできないし、流れていく時間に身を任せるまで。大切なのは、その時間をどう過ごしていくのかということ。

一般的に子どもの頃は毎日が新しい発見や学びの連続だから、大人に比べて時間が長く感じると言われますね。

新鮮な出会いの連続は密度の濃い日々を過ごせますし、その思い出はずっとずっと大人になっても心の中に残り続けるものですし。大人でも、やはり「新しいことに挑戦する」ことを忘れないようにしたいです。

楽しい時間ほど時間が過ぎるのは早く、苦しいことほど時間が遅く過ぎる。新たな挑戦には少なからずストレスはつきもの。振り返れば充実した時間の体験には、少なからず自分へのプレッシャーだったり、適度の緊張があったりした記憶があります。

時間をなるべく長くを過ごしたいのなら、少しづつ変化をつけていくこと。

忙しすぎる毎日に、ちょっとしたリフレッシュをする時間を作ること。

色々調べてみましたが、結局のところ自分自身がどう感じるかにかかっている気がします。そして一緒に過ごす人達とも、よりよい時間が過ごせるように工夫していきたいですね。そんな日々の過ごし方が、人生の過ごし方にも繋がってくるんですよね…。

今一度、時間の過ごし方を振り返ってみるのもいいかもしれませんね。

 

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sho
sho

チェキポン編集部のデザイナー。滋賀の楽しいものからかわいいものまで日々探索中。

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