- 甲賀市
お餅で元気!「第19回甲賀もちふる里まつり」2016
11月20日(日)、第19回甲賀もちふる里まつりに行ってきました。
甲賀市の小佐治という場所は、古琵琶湖層の粘土層の土壌で、滋賀羽二重餅の栽培に適しており、古くから皇室にもちを献上していたそうです。甘みとねばりとコシ、伸びのある、この地独特のもち米をもっと知ってもらおうと、今年で19回目の開催になりました。
甲賀もち工房特製の米粉たい焼のお店には、たい焼を買い求めるお客さんの長い列ができていました。
米粉を使って、カラッと揚げたから揚げもおいしそう♪
そしてお米=稲といえば、わらも大切な資源ですよね。
わらを足にはさんで、より合わせながら器用にしめ縄を作っているところも見ることができました。まさに職人技!
小佐治に400年前から伝わる「すいりょう節」を和太鼓演奏に創作したのが、「小佐治すいりょう太鼓」だそうです。
「佐治の小佐治の桝形池は、あほらーしーやおまへんか、これーさ出ず入らず、とこやっしょこ、すいりょ、すいりょ」と、江州音頭とともに夏の盆踊りの終わる頃、結びとして歌われたとのこと。
枡形池は、昔の領主の奥方の悲しいお話、日照り続きに悩まされた農民たちの苦悩、雨請いをして慈雨に恵まれた時の歓喜の気持ちなど、さまざまな思いが詰まった池なので、このように伝承されていることに感動しました。
一日に3回行われるもちまきは、大人も子どもも「こっちにも投げて~」「近くばかりじゃなくて遠くにも投げて~」と盛り上がります。威勢よくまかれたおもちをゲットできた幸運な方は、ニコニコ顔。
そうでなかった方は、来年こそはゲットしましょう!
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