笑顔と笑い声に包まれる「全国狸の腹鼓大会」
11/6(日)、信楽町で「第7回 全国狸の腹鼓大会」が開催されました。
信楽町といえば陶器。みなさんも一度は信楽焼の狸を目にしたことがあるのでは?
信楽町では毎年11月8日を「たぬきの日」として、信楽町一帯で様々なイベントが開催されています。信楽高原鐵道の車内を狸で飾った「たぬき列車」の運行や、「たぬきのカラーリングコンテスト」、そしてこの「全国狸の腹鼓大会」もたぬきの日の人気イベントのひとつ。
たぬきの腹鼓大会は信楽町長野の新宮神社で開催され、「狸に化けて腹鼓を打ち、見ている人も狸に化かされたかのように一緒に腹をかかえて笑い、会場全体が笑顔にあふれる、ご利益いっぱいの大会」で、参加者も年々趣向を凝らしてみんなを楽しませてくれます。県内のみならず、和歌山県や石川県からの参加者も見られました。
審査の基準は「音量・音色・仮装度(狸らしさ)・パフォーマンス・お腹の立派さ」の5項目で採点。
まずはお手本を、信楽のご当地キャラの「匠ポン山」が披露。「♪ しあわせなら手を叩こう~」の替え歌で、しあわせなら腹たたこう~と歌って腹鼓を打ちます。
兄弟で参加のダンボール狸、お腹の部分も最初は覆われ、いざ腹鼓を打つときには開く、という凝った作りに。
お次は過去に何度も優勝を飾ってきた、狸の腹鼓大会ではおなじみの奥田さん。
今回は趣向を凝らしプラスチックパイプを使ってお腹で音楽を奏で、会場は笑い声でいっぱいに。その後はしっかりと腹鼓を打ち、重みのある音を響かせていました。叩く時の手の形も、大きな音を出すポイントとなるようです。
こちらは地元の少年野球のチーム。ユニフォームと狸の顔のペイントがユニークな組み合わせ。
こちらの3人組は三重・奈良・大阪から参加。ニュースでこの大会を知って信楽に来たとの事。大会が始まるまでの時間、の狸の仮装で信楽を散策し、ちょっとした話題になっていました。
そして今回の優勝は、この3人組に決定!新米30キロや近江牛の商品券など豪華賞品が贈られました。信楽焼きの狸のトロフィーは、前日に焼きあがった出来立てほやほや!
”滋賀住みます芸人”で、信楽たぬきの日PR大使のファミリーレストランのステージもあり、いつもは静かな神社も、楽しい笑い声が響いていました。
「狸の腹鼓大会」は一人でもチームでも参加可能。今から大きな音がでる叩き方を研究してみては!
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