歴史の情緒あふれるまちで開催! 「石田三成祭2016」
11月6日(日)、長浜市石田町で開催された「石田三成祭」に行ってきました。この日は長浜市長も足を運び、有名な戦国武将の故郷でのお祭りに、地元のみならず全国からも遠路はるばる、たくさんの人が訪れていました。
この日は石田三成公の命日で、会場の石田神社では416回忌法要が執り行なわれていました。
神社の説明書きに目を通してみると「徳川方の追及を逃れるため、約340年間土中に埋め込まれていた石田家一族家臣の墓碑を掘り出し、昭和16年に建立された。土中に埋められた墓碑を守るため、土盛に乗るとお腹が痛くなると言って村人が守ってきた。」とのこと。
さ、340年?!
そんな長い間秘密裏に大切に守ってきたなんて、土地の人々が三成公をいかにリスペクトし、愛してきたかが伝わってくるようなエピソードですよね。
至るところに三成公の「大一大万大吉(だいいち だいまん だいきち)」旗印が。戦国時代の熱さが伝わってくるようで圧倒されます。この旗印の由来は「一人が万人の為に、万人が一人の為に」だそう。意味もまたかっこいいですね。
さらに会場を進むとイベント会場の舞台が。和太鼓の演奏やアーティストのライブ、またダンスユニットのパフォーマンスなどで一日中盛り上がれるスケジュールが組まれていました。
また同じ会場には「戦国屋台」も設置されていました。地元の人が出す活気ある屋台目当てに集まる人々でとても賑やかでした。満足気な面々に刺激されてさっそく。
まず一番の行列「三成バーガー」に並んでみました。パテが焼かれる香ばしい香りに耐え、やっとのことゲット。パテはニラ入りの味噌風味の味。溢れそうな大きなトマトとレタスを挟んで。ボリュームとお味にお腹も心も大満足。
戦国時代を生きた武将とは対照的なほどののどかな田園風景でまったりいただきました。
会場に隣接している「石田会館 」では三成公の資料展も。三成公についての歴史についても詳しく知ることができますよ。歴史や三成公に詳しい人もそうでない人も十分に楽しめる、そんな充実したイベントでした。
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