SL北びわこ号で、木之本宿うだつの街並散策へ
11月27日(日)、SL北びわこ号がこの秋の湖北路を走る、最後の日。
長浜市木之本町にあるJR北陸線木ノ本駅で、SL北びわこ号の到着に合わせて開催されていた「きのもと秋のSLまつり」に行って来ました。
SL北びわこ号は、「ポニー」の愛称で親しまれているC56形の蒸気機関車です。
毎年季節ごとの週末を中心に数日間、JR北陸線の米原駅から木ノ本駅までの間をイベント運行され、多くのファンに親しまれています。
SL北びこ号が到着した木ノ本駅のホームは、記念の写真を撮影しようと詰めかけた 多くのファンと乗客であふれていました。
この日は、木ノ本駅から木之本地蔵院に向けて地蔵坂をのぼった北國街道沿いにある[きのもと交遊館]にて「きのもと宿まつり秋の陣フィナーレイベント」も開催され、入場無料の企画展「北国街道木之本宿と紅葉」やお菓子のつかみ取りに射的、バルーンアートになつかしの木製パチンコ台など、様々な催し物ブースのテントも出ていました。
駅前でもらったチラシを持参した先着200名には、長浜市と友好都市である鹿児島県西之表市から直送したという安納芋の焼き芋を進呈!ということで、いただきました。
秋の冷たい雨濡れそぼつ湖北で、あたたかなひとときをプレゼントされました。
その他にも、うだつの残る空き家古民家を利用した古民家シネマや古民家カフェが北國街道沿いにオープンし、SLにのってやってきた人々をもてなしてくれます。
同じく古民家を利用した住民参加型のチャレンジショップ・手作り工房木之本宿では、素朴な味わいのとち餅・あわ餅・ひえ餅が販売されていました。
JR木ノ本駅東口駅前からは北びわこの紅葉スポットを巡る臨時の巡回バスも発車し、周囲の山々を錦に彩る湖北の秋紅葉スポットも、堪能できます。
現代のSLの終着駅・湖北の木ノ本駅界隈でのひとときは、深まりゆく秋の中、歴史情緒あふれる街並の散策とおもてなし心あふれる地元の人々の手作りイベントをゆったりと楽しむことができる、味わい深い1日となりました。
(記事作成・写真:木下帆奈)
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