10/2(日）、「小谷城戦国まつり」に行って来ました。

長浜市湖北町にある小谷城（おだにじょう）は、大河ドラマ等でも知られる戦国武将・浅井長政と織田信長の妹・お市の方夫婦が戦国時代に暮らした全国屈指の山城でもあり、浅井三姉妹と称される茶々・初・江のふるさとでもあります。

「小谷城戦国まつり」は、そんな戦国ファン・お城ファンの間で有名な、小谷城跡や城下町といった歴史ある文化遺産を活かそうと、長年地元で親しまれてきたおまつりです。

例年10月第1週の日曜に開催され、武者行列やお姫様体験、戦国ショップや各種フリーマーケットにもちまきなどのほか、
戦国時代にちなんだ各種ステージ・イベントで賑わいます。

地元園児の和太鼓や地元小学校の手作りおみこしに近隣高校書道部の機動展示、ご当地アイドルのミニコンサートや
“滋賀に住みます芸人”ファミリーレストラン、地元出身シンガーや墨絵師の躍動的な墨絵パフォーマンス、
和太鼓集団・湖岸隊による和太鼓等、盛りだくさんなプログラム内容に、会場は終始熱い熱気に包まれていました。

会場である清水谷武家屋敷群跡には、フリーマーケット・ブースの他、地元の名産品や戦国時代にちなんだ各種フードや各種体験ブースのテントが並べられ、清水谷入口に設けられた模擬門から続く屋台テントの通りは、ちょっとした戦国山城城下町のにぎわい気分です♪
また、戦国の姫様気分を味わえる小袖の着物や甲冑の着付け体験に、忍者気分を体験できる手裏剣道場、地元の戦国ゆるキャラのぬりえのコーナーや手作りのオリジナル勾玉製作のコーナー等、様々な体験ブースも充実していました。

このおまつりの当日は、普段は有料の「小谷城戦国歴史資料館」も無料開放され、
地元や県内だけでなく全国から多くの戦国ファンも訪れます。
最後は武将姿のおまつり実行委員長さんが、えいえいいおー！と閉会の檄を飛ばして、当たり付きのもちまきで、大盛り上がり。

戦国ファンの方にもそうでない方にもおすすめな、湖北の歴史ロマンあふれる秋のイベントでした。

（記事作成・写真：木下帆奈）

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FUJICO

CHEKiPON編集部＆ライター。西の湖の畔に住み、珈琲と日本酒を愛する仕事人間です。これといった趣味はないものの、ミーハーなので広く浅くなんでも知りたがり。滋賀の魅力が少しでも多くの人に届くように…と無責任に祈っています。