- 大津市
10/16 「虹のさきマルシェ」in大津百町館 ”リユースで未来につなげる”
少し肌寒い秋晴れの10月16日
大津駅近くの丸屋町商店街にある「大津百町館」にて
「第1回虹のさきマルシェ〜もう一度命を吹き込み、未来につなげる〜」が催されました。
仕掛け人はこの方
「らんぷ」の馬場 環(ばんば たまき)さん。
滋賀県の起業家女性や起業したい女性を応援するセミナーを開いたり、
イベントの企画をされています。
今回のマルシェも、ご自身のイベントで知り合った「Atelier Otti』さんの
地球に優しいものづくりへの想いに共感され、
・アクセサリー・雑貨などリユースして未来につなげる
・滋賀県・大津市の女性起業家さんと一般の人をつなげ、販売の機会をつくる
・町家「大津市百町館」、ナカマチ商店街の魅力を発信し、大津の賑わいにつなげる
と、3つの「つなげる」を軸に開催されました。
大津百町館には、大きく分けて4つの部屋がありますが、
入ってすぐの「みせ」では物販&相談会、ワークショップ
奥へと続く「土間」では飲食関係、
行き着いた「広間」ではリユースオーダー会
中庭をつつついと歩いた「離れ」では整体や足もみなどのマッサージ系
と、出店者さん同士もつながりがもてるような配置でした。
では入り口から順番にご紹介〜🎌
こちら布ナプキンを作られている「つきのわ」の石井利枝さん。
13年前、アトピーで悩まれていた時に「布ナプキン」と出会ったことがこの道に入ったきっかけ。
子宮は女性にとってもっとも大事で核となるもの。
子宮を整え、温めることで根本的な生きるエネルギーが湧いてくると熱く語っていただきました。
とても愛おしそうに布ナプキンを扱う石井さん。
その日の気分で選べるように、両面違った素材です。
手間はかかりますが
「自分と向き合う時間」が増えて、次第に身体が変わってくるそうです。
ではお隣に移動しまして・・・
こちらは女性の身体塾講師「Women Lifestage Support」の
笛吹(うすい)和代さん。
ご自身が不妊治療された際、仕事を退職したことで、
不妊治療が就職の壁になることなく、
妊活や不妊治療に悩む女性を一人でも減らしたいと起業。
女性自ら正しい治療法を知り、自分らしい妊活道を選択できるよう
相談した際には、個人に寄り添った「ライフプラン」を作ってくださいます。
遠方はネットで、近場は伺うことも可能です。
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ではちょっと休憩して・・・土間にGO!
↑
こちら、馬場さんの着付け教室の生徒さんが
今日のイベントに賛同し、急遽コーヒーを販売されていました。
女子のつながり熱いです🔥
豆は守山の「米安珈琲焙煎所」さん。
おっと、こちらは以前の「おうちマルシェ」でお出会いした
「cocoCAMEL」さん。お友達から紹介されて参加されています。
梨や栗やサツマイモなど秋の味覚をふんだんにつかったタルトがオススメです😇
土間から向こうを覗き見ますと・・・
揚げパンの「Kanasan」
左の方が店主さん。右の方はお友達。
普段は軽自動車を自分で改造したキッチンカーで販売されてます。
めっちゃ男前です。(女性の方ですが)
もちろん、夏の熱い時もキッチンカーでジュワジュワっと揚げておられます。
では奥の広間へ・・・
こちらはリユース相談室。
イベントの第一目的「今と昔をつなげるゾーン」です。
看板屋 ごろ吉
ゴロ吉豆知識〜その1〜
リユースって???
一度使ったものをゴミにせずに、何度も使うことです。
そうすると「燃やす・埋め立てる・リサイクルする」などの
ゴミ処理量を減らすことができるんです。ゴミにするのもエネルギーがいるんですね〜
参加されているお店は
「HAMAtoYAMA」
「Atelier Otti」
「kokoperi」
「Atelier Licca」さん。
(お部屋の様子)
こちらグルーデコの教室や
オーダーメイドでアクセサリーを作っている「Atelier Licca」の泉千恵さん。⤵︎
看板屋 ごろ吉 ゴロ吉豆知識その2
”グルーデコって?”
平たく言えば、接着にグルーを使用したデコのこと。
グルーには強い接着力があり、金属・ガラス・プラスチックなど固いものならなんでもくっつきます。
グルーを接着剤代わりにして、ネックレスやリングなど作ることも。
ちなみに、泉さんはスワロフスキーという高級なガラスでデコって
アクセサリーを作っておられます。
使わなくなった指輪やネックレス、捨てたらいいけど、思い出もあるし・・・と
相談を受け、髪飾やピアスなどにリユースされています。
こちらは、昔着ていた服のボタン。⇩
当時は最先端でも、今、洋服についていたらちょっと困る、
でも、この服好きだったし・・・という思いに寄り添って→ピアスに変身
こちらは、ネックレスからピアスに⇩
ビンテージボタンなど、狙い目だそうです。
母親のバブリー時代の服など、捨てる前に要チェック!
しかし、キラキラと光るものは、幼少の頃からずっと苦手な私にとって
スワロフスキーのガラスはちょっと・・・と
大きな声でつぶやくと
泉さんも「実は、私もキラキラ苦手です〜」と!
「えっ、でも作品キラキラ多いですやん!」
「だから・・・」
秘密を教えていただきました!
こちらのピアス、当然右側のキラキラしている方が、本体と思っていましたが
こちらがキャッチ。
耳の後ろからチラリと見える「チラリズム❤」がお好みとのこと。
これなら、キラキラ苦手な私でも安心してご相談できそうです。
さて、お次は村田邦子さんがやっておられますアフリカン小物の「kokoperi」さん。
15年前にアフリカンダンスとアフリカン太鼓に出会い、
そこからアフリカ道に。
ギニアから直輸入で布を仕入れ、ハンドメイドのアクセサリーや雑貨を販売。
頼まれれば、暖簾に使っていた布も洋服に大変身。
アフリカの生地の中に、唐草模様などの日本を発見!
高度成長期には、日本で作っていたこともあるそうで、その辺で文化が融合されたのでしょうか。
こちらは「HAMAtoYAMA」の山岡さん。
オリジナルの足袋の販売が主ですが、
もっと気軽に着物暮らしを楽しんで欲しいという「着物愛」から
古い着物生地の良いところと、今の生地と合わせて「兵児帯」に変身させ、
今と昔をつなげていらっしゃいます。着付け教室もされていて、昔の着物を現代風に着こなす方法など伝授していただけるとのこと。
兵児帯も簡単に装着できるそうなので、自分好みで自由に着こなせたら楽しそうです😊
足袋の販売の様子はこちら⤵︎
みたことのないほど、カラフルでふわふわ歩けそうです😆
こちら、今回の主催者のお一人である「Atelier Otti」の西村美紗さん。
アクセサリーのリユースは今回初めてだそうですが、
洋服と違いアクセサリーは小さいので断捨離せずに、タンスの奥深くに眠っていることも。
そんなアクセサリーを引っ張り出し、今の自分が身に付けたくなるような
リユースのご相談にのってくださいます。
こちらは、ストップ温暖化!をイメージして作られたブローチ。
イラストはご自身です。
こちらは「森を守ろう」シリーズ。
11月には、大津市民会館2階のmado cafeでイベントされるので
HPをチェックしてみてください。
では、最後に離れゾーンへ・・・
部屋を移動するたびに、土間を通ったり、中庭を通ったりするところが
町屋ならでは。
こちら癒しの間・・・
整体・ヘッドマッサージ、管足法足もみ(管足法とは血液をきれいにする足もみ健康法。
末梢神経を刺激することで、臓器の活性化をはかります)、誕生花セラピーなどありました。
いい雰囲気の癒しイオン出ておりました。
・・・と、こんな具合の虹のさきマルシェ。
一巡して気づいたことが!
そうです、初めの馬場さんの写真に再びご注目ください。
今回の出店者さんの作品ぜーんぶ身につけておられるそうです。
さすが、女性の起業を応援されているとだけあって、愛の深さを感じました。
次回は来年3月末。
どんなマルシェをされるのか楽しみです〜
そして・・・
こちら京都からお越しの「和菓子すずめ家」さん。
季節と素材を大切に和菓子作りされています。
昔から人と馴染みの深いすずめ、ふくふくとした感じに愛着を感じられ
お店の名前にしたとのこと。
午前は「いがぐり」午後は「うさぎ饅頭」のワークショップをされていました。
来春からは京都でお店をされるとのことです〜
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