• 東近江市

『ぶらっと五個荘まちあるき』に行ってきた!【9/23日】

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『ぶらっと五個荘まちあるき』に行ってきた!【9/23日】

芸術の秋!。。ということで2018年9月23日(日)の3連休のド真ん中、天気もいいので

「ぶらっと五個荘まちあるき」に行ってきました~!いつもはタクシー移動がほとんどのタカチンですが

今回はたくさん歩いて楽しんできます!

五箇荘の玄関の五箇荘駅にやってきました。


㍻12年9月20日に建てられてから、趣のある外観で注目を集めています。
近江商人発祥の町にふさわし玄関口と言ってもいいでしょう。
木造瓦葺きで、郷愁を感じさせるものとし、五角の高楼を設けて
五箇荘のイメージを表しています。

それではお祭りの会場へゴー!

おっと、その前に五個荘について色々調べてみましたよ

五箇荘の名前

そもそも「五個荘」「五箇荘」箇~個ってどっち??と思いませんでしたか?
中世(室町時代)5つつの荘園があり5つの荘園がひとつになった時に五箇荘村の地名になり村から町に変更になった時に五個荘町になったとのこと。なるほど。。

中村治兵衛宗岸

五個荘と言えば近江商人、近江商人と言えば「三方よし」は有名ですね。
「三方よし」の原典を書き残した中村治兵衛宗岸さんは五個荘出身。
わずか15歳の後継ぎ宗次郎のために記した遺言状の中に、「商いというものは、売り手が利益を得て、買い手が欲しい商品を手に入れる」という、売り手も買い手も満足する取引でなければならない。そしてその取引で得られた利益は世間のため、広く公共の為に活用されなけばならない。とあったそうです。
「売り手によし」「買い手によし」「世間よし」として、「三方よし」の精神は、私たちが生きる現代でも幅広く生きていますよね。

五個荘金堂の町並は商人の本宅と伝統的な農家住宅が調和のとれた、美しい
町並をつくりだしています。

H10年に国の重要伝統的建造物群保全地区に選定
されています。
つまり町全体が重要文化財なんですね!

集落内には今も美しい水路が流れており、2015年に「琵琶湖とその水辺
景観ー祈りと暮らしの水遺産」の一つとして日本遺産に認定されました。

巡回バスが出ているので金堂地区まで行ってきます。

こちらが巡回バス↓

さてさて、時代絵巻行列まで時間があるので、チョコチョコと近江商人の町並や
ふだん非公開の商家・社寺が公開されているので見に行きます。

白壁・船板塀・蔵が連なる屋敷

道幅も狭くて、屋敷が並んでいるので近江商人の街をイメージしながら
まちあるきを楽しめます。

↑この壁は、琵琶湖の田舟の底板を使っているそうです。
水に浸かっていたものなので、火に強く火避けのまじない的な意味あいもあるのだとか。
そういう点もあり、大事な蔵などに多く使われているそう。。
なるほど田舟の再利用ということで、近江商人の倹約が感じられますよね。

↑湖国の生んだ作家「外村繁」の生家。

↓蔵の中には外村繁の作品が展示されています。

 

弘誓寺は、弓の名手で名高い、那須与一の孫愚咄(ぐどつ)が創建。

瓦には那須与一に由来する扇の紋が入っています。

本堂は国の重要文化財に指定されています。

寺の本堂の壁に抽象画が掲げてありました。
歴史とロマンに溢れたお寺と抽象画がコラボレーションして
なんとも新鮮な感じでした。

安福寺の地獄極楽の絵が掛けられて、年3回公開されます

外村繁も、その絵を見て戦慄を覚えたとの言い伝えがあります

勝徳寺の五個荘出身のイラストレーターくろうさぎさんのイラスト展

浄栄寺の切り絵展ほのぼのとした、風景が広がる切り絵でした
1日こども店長という旗を発見!

近江商人を体験し、お金や人とのコミュニケーションの大切を学んでいました。
五個荘ならではの体験型イベントがあるのも嬉しいですね。

チンドンバンドが街を練り歩いていたよ。
おっと、時代絵巻行列がはじまりました!さっそくかけつけます。
東近江レインボー大使
近江商人
鹿鳴館の姿
医者たち
旦那さん
丁稚どん
カフェの女給役
地元企業に研修中の中国の方も参加されていました。
折り返し地点の福應寺で。「てんちゃん」と一緒に記念写真

五個荘のまちをぶらりと歩くことで、自然・人・歴史・文化に触れて、
大正時代にタイムスリップしたような充実感がありました。

まる1日楽しめるので、ご興味を持たれた方はぜひ来年に期待して
時代行列に参加したい方は事前に主催者等にお問い合わせを。(有料)

 

ぶらっと五個荘まちあるき

日時 2018年9月23日(日)9:30~16:00(時代絵巻行列は13:00~14:20)
会場 五個荘金堂町、五個荘北町屋町、五個荘塚本町、五個荘川並町、五個荘竜田町、宮荘町
料金 入場無料
問い合わせ先 0748-24-5662(東近江市商工観光部観光物産課)
リンク https://www.city.higashiomi.shiga.jp
メールアドレス kanko@city.higashiomi.lg.jp

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hatchi

チェキポン編集部。大津市在住。コーヒーとビールと活字があればとりあえず生きていけます。今はもっぱら自転車にハマってます。

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