左義長まつりに前乗りして、今年のダシを潜入取材!~特別見学ツアー報告~
hatchi
まさぴょん~! 特別見学ツアーの報告はまだ~?
hatchi
待ちすぎて、首が伸びちゃったじゃないの
まさぴょん
うわー!遅くなってごめんなさ~い
まさぴょん
(hatchiさんの首がろくろ首みたいになってる~たいへんだぁ~)
まさぴょん
(気を取り直して…) 今年の戌年のダシも「アート過ぎる」こと間違いなしですよ!
hatchi
早く早く、ちらっと私だけに教えて~! 誰にも言わないからさぁ~
まさぴょん
だったらここだけの話ですよ~!
まさぴょん
↓↓から始まりま~す
3月11日に行われたツアーの参加者は10人。
ボランティアガイドさんに連れられて、まずは左義長まつりのダシが奉納される日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)へ。
ダシ製作現場見学の1ヶ所目は、八幡山ロープウェイ乗り場にほど近い「宮内町」。
南総里見八犬伝を基にした、ワンコが印象的なダシは、昨夜組み付けたばかりとか。町外の人に対しては、今日の私達特別見学ツアーが初お披露目だったのでは?と思うと、プレミアム感が倍増しますよね。
まさぴょん
突然ですが、hatchiさんに問題です!この牡丹の花は…
hatchi
(Σ!! 去年の記事にも似たのがあったわ!) スルメ! スルメ!
まさぴょん
hatchiさん、残念!まだ問題は途中ですよ~!花弁はスルメですが…、ではおしべの材料は何でしょうか?
hatchi
えっ?これも食べ物?んんん~……?
まさぴょん
ギブ?ギブ?
hatchi
う~ん…悔しいけど、…ギブ!
まさぴょん
正解はコレ!
なんと、こんなお菓子があるんですね~
では、白い花の花芯にあたる黄色い部分の材料は?そして葉っぱは?
黄色い部分はこれ!↑↑
こんなスナック菓子どこかで見たことありませんか?油で揚げて細かく砕いたら…こんな色鮮やかな花芯となりました~!
そして葉っぱは、こんな風に青さ粉を張り付けてあるそうです!
美しい扇の部分のアップの写真ですが、緑・白・赤のそれぞれの材料は何だと思いますか?
全て当たったら、「左義長まつり検定ダシ材料部門」の初級をあげてもいいかも?!
hatchi
待って!私が当てるわ! う~ん…
hatchi
Σ! 緑の寒天とパン粉と赤い寒天…っ!
まさぴょん
うわっ、びっくりしたぁ! hatchiさん、まだいたんですか?
まさぴょん
正解はこちら!↑↑ パン粉の画像はないけど、hatchiさん、すごい!全問正解!
hatchi
初級ちょうだ~い
まさぴょん
(困ったなぁ…まさか当たると思わなかったから…)
まさぴょん
あの…勢いで言っただけでそんな検定はないから、hatchiさん、バナナチョコで許して~
では、次のダシ製作現場に行く間に、観光案内をしてもらいましょう。
メンタームの資料館の前にある、ウイリアム・メレル・ヴォーリズさんの銅像です。
ヴォーリズ建築第一号のアンドリュース記念館です。
ダシ製作現場2ヶ所目は、まちなかにある「仲屋(すわい)町」です。
仲買商人の町だったので、商売の仲買を意味する「すあい」から、こう読むようになったそうです。右奥にあるのが左義長の本体で、わらで編んだ約3mの三角錐のたいまつになります。左手前のものはミニチュア模型です。テーマは「美と和の伝承」。
まだ製作途中のようですが、お邪魔しまーす!
高野豆腐を短冊状にして、「組子」という木工技術を再現しています。よく見ると、組み合わせる部分を三角形にしてあったりと、仕事が細かいですね~
つづいてこちら……何だか分かりますか?
hatchi
これ、きれいねぇ!模様も素敵だけど、日本酒が飲みたくなるいい匂いがしてる~♪
まさぴょん
hatchiさん、すでに日本酒抱えてスタンバってる…。これ、おつまみじゃないですからね。食べちゃダメですよ~
壁に、製作指示書のようなものが貼ってありました。
よく見ると…よっちゃんイカ(赤)・スリムスルメ(黄)・ビッグカミカミスルメ黒(黒)・剣先イカ(白)・ビッグカミカミスルメ(茶)…
ってよっちゃんイカか~い! どうりで美味しそうな香りがするはずです。
この作業で使われている材料はすべてイカで、「寄木細工」を表現しているそうです。
続いて、こちらのリアルな犬の耳の後ろには紙粘土が見えています。
黄麻(ジュート)が束ねて置いてあるので、これを埋め込んで毛並みにするようです。なんて気の遠くなるような作業なんでしょうね。
昨夜もほぼ徹夜だったそうです。「軒数の少ない町ですが、中学生から高齢者まで様々な年代の人がここに集まって、作業しながら自然とコミュニケーションがとれる、それが一番だと思います」と仲屋町の方が話してくださいました。
見学が終わった後は、八幡堀めぐりの舟に乗りましょう♪
のんびりと35分間揺られていると、思わず笑みがこぼれます。
今回お世話になったボランティアガイドの濱野さん、観光物産協会の田中さん、そしてかわらミュージアムの名物館長さんと記念撮影。
今回紹介したものを含めて、ダシは全部で13基出ます。
どんなデザインで、どんな食材を使っているのか、ぜひご自分の目で確かめてくださいね♪
☆左義長まつりの詳細はこちらから☆
近江八幡観光物産協会HP
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チェキポンポスト
コメント
近江八幡観光物産協会
先日はツアーに参加頂きまして有難うございます。ツアーに参加されていない方もこの記事を読まれて左義長を2倍3倍楽しんでくだされば幸いです!
加藤二三男
先日はご苦労さまでした。本祭りには何度も参加していましたがダシ造りを見るのは初めて。良い体験が出来ました。左義長まつりを見る目が変わりました。勿論、祭りには参加します。一日目のコンテストで結果に一喜一憂したり、二日目のダシを燃やす時に感極まって号泣する訳が分かる気がします。
まさぴょん
近江八幡観光物産協会さま、ツアー取材の際にはお世話になりました。また、加藤さま、当日はご一緒させていただきありがとうございました。左義長まつりにかける心意気が伝わるツアーでしたよね。今後とも、チェキポンポストをよろしくお願いいたします。