迫力ある鬼の舞は圧巻!「多賀大社 節分祭」に行ってきた

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迫力ある鬼の舞は圧巻!「多賀大社 節分祭」に行ってきた

2月3日、「多賀大社 節分祭」に行ってきました。

旧暦では2月4日の立春は一年の始まりにあたり、その前日にあたる2月3日、すなわち節分の日は大晦日にあたります。

節分の日に豆をまくことで、今年一年の安泰を祈ります。

 

歴史ある多賀大社は様々なご利益が頂けるありがたい神社で、節分祭には毎年およそ5,000人の参拝者が訪れます。

祭典の時間が近付くにつれ、特設舞台前には福を求める参拝者のただならぬ熱気が・・中には大きな紙袋を持参されている方もおられました。皆さん、気合い十分です。

 

 

 

いよいよ定刻・・・。

 

境内には雅な笛の音と力強い太鼓の音が響き渡り、厳かな雰囲気が立ち込めてきました。

 

こちらは島根県因原神楽団による「鬼の舞」の御奉納です。三人の鬼たちが現れ、静かに舞が披露されるのかと思いきや、鬼たちの手にしている棒からは何やらもくもくと煙が・・!

 

と、突然「おぉーっ!」という雄たけびと共に鬼たちが舞台前の竹棒を乗り越えるかの勢いで参拝者のほうへと襲い掛かってきました。

 

同時に仕掛け花火と鬼たちの手からは蜘蛛の巣状の紙紐が放たれ、恐ろしい鬼たちの様子をまざまざと見せ付けられました。

 

 

 

そこへ宮司と郡宮司を先頭に、今年還暦を迎えた県内の年男・年女たちが赤い頭巾に裃(かみしも)や千早を身に付け登場!

「鬼は外、福は内」の掛け声と共に福豆と福餅を撒き、暴れる鬼たちをどんどん回廊の端へと追いやっていきます。

 

 

 

福餅の中には淡いピンクの餅が交じっていて、こちらは福扇・お種銭(たねせん)と引き換えてもらえるそうで、さらに御利益が望めます。

 

皆さん福を求めて「こっちちょうだい」などと必死にアピールされ、中には小さな赤ちゃんを抱っこ紐でおぶりながら参戦する方も。

さすが、母は強し、です。

わたしも偶然足元に飛んできてくれた福豆一つと福餅二つを何とか手に入れることができ、ほっとひと安心・・。

 

 

 

また、この日は[元祖 えん寿堂本舗]において午前・午後の二回、糸きり餅のてんぷらの振る舞いも行われていました。

 

それ以外にもタイムサービスで天ぷらが10円という破格で販売されていました。わたしも店内でセルフサービスのお茶と共に頂きました。

カリッとした衣と中のあんこの甘味が見事なハーモニー!何個でも食べれてしまいそう・・。

皆さんも参拝の後にぜひ、いただいてみては。

 

 

ちなみに、祭典の後には、お子様向けに鬼たちとの記念撮影の時間が設けられていましたが、どの子も鬼を目の前にしてあまりの怖さに大泣きしていました。

豆をまいて鬼を追い払ったから、きっと安泰な一年を過ごせることでしょう。

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FUJICO

CHEKiPON編集部&ライター。西の湖の畔に住み、珈琲と日本酒を愛する仕事人間です。これといった趣味はないものの、ミーハーなので広く浅くなんでも知りたがり。滋賀の魅力が少しでも多くの人に届くように…と無責任に祈っています。

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