去る、9月21日に、おごとにて開催された「SHIGA CRAFT BEER FESTA」へ行ってきました。編集部随一のビール好きを自認するわたしが行かずして誰が行くの？という感じですよね。

イベントのスタートは14時から。ビールのイベントなので、会場までは公共交通機関で行きますよ。飲酒運転、ダメ、絶対。

せっかくなので、びわ湖をわたる「シャトル船」で会場まで行こう！ということで、まずは京阪「びわ湖浜大津駅」から大津港へ。

数量制限があるので、チケットは早めに購入したほうがいいと助言を得て、大津港のチケット売り場にて、昼の部一番最初の便である、13：30の乗船券を購入しました。

限定50席のところ、購入した時点で20番目。みなさん、チケット売り場に列をつくっていたので、それだけ注目度が高いってことですね。

のんびりと船旅を楽しむこと約30分…見えてきましたよ、ビアフェスタののぼり！

おごと温泉港に降り立って、念のため帰りの分のシャトル船チケットも購入。心おきなく、ビールとフードを楽しみたいと思います。

びわ湖の畔でビールとおいしいフード。昼から夜まで、ずっと楽しいクラフトビアフェスタ

今回は、滋賀県内のブルワリー12店舗と、各店のクラフトビールにぴったりのフード店、さらに地元のおいしいグルメが一堂に集結。

個性豊かなクラフトビールのお店が軒を連ねているので、どのブルワリーから回ろうか迷ってしまいます。

いろんなクラフトビール飲んでみた

まずは、ブース前に並べられた缶のパッケージの可愛さに引き寄せられて、「TWO RABBITS」さんへ。2羽のウサギがモチーフとなっている「TWO RABBITS」さんは、八幡堀の目の前でおいしいビールをつくっています。

クセが少なく、ホップの香りがさわやかなビール。飲みやすい～
ゴクゴク飲んでいると、やっぱり欲しくなるのが、おいしい「アテ」ですよね。

当日は、ビールによく合ういろんなフードも集結。何を食べようかな～と目移りしていると、パッと目に付いたナッツのガチャ（）。

これはちょっと気になる…と「Going Nuts!」さんのブース前へ足を運んでみると、「試食どうぞ～」と手渡された燻製マカダミア。やられた‥‥、おいしすぎるやろ。

燻製大好きなわたしは一瞬で気に入って“ナッツの詰め放題”を即購入。

フタが閉まるまで好きなだけ詰められるので、全種類網羅するもよし、気に入ったナッツを多め入れるもよし。自分だけのナッツ詰め合わせが完成します。

大好きなカシューナッツもある！
ということで、試食で気に入った燻製マカダミア・カシューナッツを中心に、全種類をまんべんなく。

びわ湖を眺めながらナッツをいただきながらビールを飲み干して、次はどれにしようかな…。
と考えていたら、ちょっと気になるビールを発見！

その名も、「梅燦々（うめさんさん）」。
なにそれ、絶対おいしいやつやろ。

「DIAMOND BREWERY」さんによると、昨年も好評だったという梅を使ったエールで、今回はコンブ茶アレンジなんだとか。

き、気になる……。さっそく、梅燦々を頼んでみました。

美しい色合いも印象的。
ひと口いただくと、ふわっと梅の香りが鼻腔をくすぐります。おいしい～。

ほのかにコンブ茶特有の旨みと風味を感じられる、“和”なビール。これは、女性が好みそうな味です！ホントにおいしい。

アルコールが2％というのも、お酒にあまり強くない人にはうれしいポイントかも。
ごくごく飲めちゃいました。

お次は、東近江のブルワリー「FLORA FERMENTATION」さんへ。
こちらでは、3種のビールから選べましたので、せっかくだから「2」の“滋賀限定”ビールに。

近江米を使っているからか、まろやかで柑橘の香りがやさしいペールエール。
クセもあまりないので飲みやすいです。

華やかな香りが気分を上げてくれますよ～！

と、いろんなビールを満喫していれば、ちょっと小腹が空いてきた…。

ぐるりと見渡すと、近江八幡にある近江牛和牛の専門店「寛閑観」さんを発見。
ビールと近江牛、合わないわけない！

屋外イベントで、専門店の近江牛を味わえるなんて贅沢ですよね…

ローストビーフ・牛串・ハンバーガーのうち、迷った末に牛串をセレクト。
がっつり肉を食べたい気分だったんです。

目の前で焼いてくれた牛串は、近江牛のおいしさがダイレクトに。
ひと口ごとに、じゅわっと肉汁があふれてきます。

お肉を食べて、ビールをひと口…またお肉を食べて、ビールをひと口…なにこの無限ループ。おいしすぎる……。

お腹がくちくなったところでビールもなくなりましたので、あと2杯くらい飲みたいな～とまた会場をウロウロ。

すると、なんだか元気な声が。

その声の正体は、竜王町にある「R_BREWERY」さんから。
自分でビールを醸す体験ができる、ちょっと珍しい醸造所です。

声に誘われるように立ち寄ってみると、こちらには6種のクラフトビールが。
気になったのが、そのなかから4種を選べる「4種飲み比べ」。

しかし、「選べるの4つかぁ～6種全部飲んでみたかったな…」というわたしの強欲極まりない言葉を、サッと拾ってくださったお店の“ボス”。

なんと、6種の飲み比べメニューをその場で作ってくれました。…あ、ありがたすぎる。
こうやって交流を楽しめるのもフェスならではですよね。

R_BREWERYさん、ボス、図々しくてすみません。本当にありがとうございました。

そして登場したのがこちら。
個性的なビールが6つも楽しめるなんて本当に贅沢すぎる…。

それぞれに味わいが違って、全部おいしいんですが、個人的にいわゆる黒ビールが好きな私。なので、「2」はテッパン、華やかな味わいの「5」も好きでしたね～。

もちろん、すべていただいて、ちょっとほろ酔いに…。
開放的な空間で飲むビールってなんでこんなに美味しいんでしょうね。

最後は、今年（2024年）の大河ドラマでも注目を集めている石山寺近くに構える「石山ロックブルワリー」さんへ。

こちらでは、このイベントで初披露という「石山ロックIPA」を。

最初にガッとくる苦み、あとからふわりと漂う柑橘の香り…。
あ、これは美味しいですね。わたしの好きな感じのやつです。ちょっと濃いめの味のアテと一緒に飲みたい。唐揚げとか、チョリソーとか。絶対おいしい。

クラフトビールは、独特のクセのあるものもありますが、ブルワリーごとの違いを楽しめるのが人気のひとつではないでしょうか。

こうやって、対面でビールのことを訊く機会はあまりないので、勉強になった一日でもありました。やっぱ、ビールっておいしい～。

当日のお天気は少し心配でしたが、雨に降られることもなく楽しい時間を過ごすことができました。運営スタッフさん、当日お構いいただいたブルワリー＆飲食店のみなさん、本当にありがとうございました！

次回開催はおよそ1年後。待ちきれません。寝て起きたら1年後になぁ～れ。