（公社）びわこビジターズビューロー

現在、滋賀県内の映画館でも公開中の映画「大名倒産」。

実は県内のいたるところで撮影されていたってご存じでしたか？

今回は、絶賛公開中の映画「大名倒産」にあわせて「ロケ地巡り」を楽しめるスポットを3か所ご紹介します！

まずは、くだんの映画「大名倒産」について簡単にご紹介！

■ 映画「大名倒産」

≪公開日≫
2023年6月23日（金）

≪公式ホームページ≫
https://movies.shochiku.co.jp/daimyo-tosan/

※詳細は「大名倒産」公式ホームページをご覧ください。

めちゃくちゃ面白そうですよねー「大名倒産」。劇中シーンに滋賀県のスポットが登場しているなんて、とっても素敵です。

では、ここからは実際に「大名倒産」に登場した滋賀のスポットをご紹介していきましょう！

ロケ地 巡りスポット①　時代劇ロケには欠かせない定番スポット

【甲賀市】油日神社

滋賀県での時代劇ロケには欠かせない存在という油日神社。

門から伸びる回廊が本殿を取り囲む美しい姿が特徴的です。広大な神域には、数百年を経た老樹が密生し、社殿は古社の様相をよく伝えています。

一直線に整然と並ぶ楼門・回廊・拝殿・本殿はいずれも、重要文化財に指定されている室町時代の神社建築です。

「油日」の名からも、現在も油と火の神として人々の信仰を集めていることがうかがえます。

映画「大名倒産」では、村の市場のシーンのロケが油日神社で行われました。
同じ場所で撮影された「活気のあるシーン」と「寂しいシーン」の対比にも注目してみてくださいね。

荒れ果てた市場の地面に転がりまわる藁の動きにまでこだわり、監督が納得するまで何度も撮り直したことが印象的でした。

≪ロケ地観光情報≫
▼油日神社

TEL	0748-88-2106
住所	甲賀市甲賀町油日1042
ホームページ	https://www.aburahijinjya.jp/

ロケ地 巡りスポットその②　さまざまな時代劇が撮影されたまさに聖地

【近江八幡市】八幡堀

安土・桃山時代に豊臣秀次が城を築き、その城下町として栄えた近江八幡。

近江商人の発祥と発展、また町の繁栄に八幡堀は大きな役割を果たしました。

江戸時代後期には近江国において大津と並ぶ賑わいを見せたといいます。

お堀に沿って白壁の旧家が立ち並ぶ、風情ある景色は、今や時代劇に欠かせないロケ地となっていて、映画やドラマなど年間を通して様々な作品が撮影されています。

映画「大名倒産」では、水に濡れないよう川の中を御輿に乗せた天元屋の女主人を担いで屋形船まで運ぶシーンが撮られました。

ふんどし姿の男性俳優たちの気合の入った掛け声とともに、御輿が水上を優雅に進むシーンは一見の価値ありです。

≪ロケ地観光情報≫
▼八幡堀めぐり

TEL	0748-32-7003（近江八幡観光物産協会事務局）
住所	近江八幡市為心町元9番地1（近江八幡観光物産協会事務局）
ホームページ	https://www.omi8.com/omihachiman/suigo/

ロケ地巡りスポット その③　数々の名作を彩った国宝

【彦根市】彦根城

彦根城は、井伊直継・直孝によって約20年の歳月をかけて建設され、元和8年（1622）に完成しました。

天守をはじめ、重要文化財の櫓、城を囲う堀などが往時の面影を残し、姫路城、松本城、犬山城、松江城と並び、国宝に指定されている城の一つです。

月明かりに浮かぶ彦根城は美しく、「琵琶湖八景」の一つに数えられています。明治時代の廃城令や戦火を免れた彦根城の勇壮な姿を、今でも城内散策で眺めることができます。

保存状態の良さから、多くの映画･ドラマの撮影が行われるロケ地としても知られ、四季折々の美しさを見せる大名庭園「玄宮園」から望む天守も壮観のひと言。

映画「大名倒産」では、彦根城の城壁の一角を江戸城に見立てての撮影が行われました。映画終盤の大事なシーンで登場しますよ。

≪ロケ地観光情報≫
▼彦根城

TEL	0749-22-2742（彦根城運営管理センター）
住所	彦根市金亀町1-1
ホームページ	https://hikonecastle.com/

「大名倒産」に登場する滋賀のロケ地を3か所ご紹介しました。よく見知った場所もあったのでは？

名作を名作たらしめる重要な「ロケ地」。滋賀にある多くの場所がロケ地として使われているなんて知らなかったなぁ・・・

CHEKiPOSではこれからも、滋賀のロケ地について定期的にご紹介していきますのでお楽しみに！

※今回のロケ地紹介は滋賀ロケーションオフィスさんご協力のもと記事を作成しています