天台宗真盛宗の総本山で、明智一族の菩提寺でもある西教寺。

比叡山焼き討ちの際に被害を受けたものの、のちに光秀が再建に尽力したといわれる。
境内には、豪壮な本堂と客殿、書院のほか、新たにできた資料館が庭園を中心に回廊でつながっている。

宗祖大師殿唐門から一望できるびわ湖の風景も美しく、眼下に広がる坂本の町並みが当時の面影を感じさせる。
唐門の表には、麒麟（きりん）、裏には獅子（しし）の細工が施されているから、探してみるのも楽しそう。

紅葉の時季には、総門をくぐるとみられる「もみじのトンネル」も壮観。

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hatchi

チェキポン編集部。大津市在住。コーヒーとビールと活字があればとりあえず生きていけます。今はもっぱら自転車にハマってます。