さあや

今子ども達にも大人気の『藤の花』を使った、大人も子供も楽しめる染め物体験をご紹介♪

• 5月8日(土)・9日(日)の２日間限定で、びわ湖大津館で開催された

藤の花染めワークショップ。

会場は、イングリッシュガーデン内のチャペル。

レトロな雰囲気の窓から、風に揺れるガーデンの花々が楽しめる素敵な会場で、以前草津川跡地公園の桜染めワークショップでも講師をされていた『京都川端商店』の川端康夫先生が教えてくれます。

『京都川端商店』では『人と地球に優しいモノづくり』をコンセプトに、素材をできる限りそのまま利用し天然の染料として使用したものづくりを展開したり、天然染料を使い新技法で染める『新万葉染め体験工房』を開催したりされています。

この日もストールや、自宅で染め物体験が出来るキットなどが展示販売されていました。

川端先生が実際にびわ湖大津館のイングリッシュガーデンを訪れ、咲き誇る色とりどりの春の花々を見たイメージで染めたという『大津の色』シリーズ。

花が咲いたように柔らかな色彩が並びます。

藤の花で草木染♪大人から子供まで手軽に本格染め物体験♪

今回のイベントでは、何とびわ湖大津館に咲いた藤の花を使って、ハンカチまたはストールを染めることが出来ます。

某鬼退治アニメが大好きな息子も「本物の藤の花！」と大喜びです。

藤の花を乾燥させたものと、それを専用の機械で粉砕したものをお湯に解いて、白いハンカチやストールを染めていきます。

基本の工程は染め1分・色を止めるための媒染1分・染め1分の3分。

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藤の花の色ではなく、薄い黄色に！花の色がそのまま出るわけではないのも興味深いですね！

そのままの色を楽しんでも良いそうですが、京都川端商店厳選の天然の染料を使って好みの色にアレンジも可能。

社内栽培のマリーゴールドの花や、漢方薬として使われ殺菌作用もあるエンジュなど自然の物を材料として使うので、子どもでも安心して楽しめます。

「藤の花みたいな色にしたい！」

ということで、藤の花で染めたハンカチを、さらにインドアカネなどを足して作った液で染める事に。

折り方を変えたり、ボーダー・ダイヤ・格子・雪花絞り・波紋・花・竹など様々な模様や柄に染めることが出来ますが、今回はグラデーションに挑戦！

場所によって染める時間を変えて、数回にわけて染めていくこと事で、色の濃淡がうまれるそう。

先生が仕上がりを見ながらアドバイスしてくれ、失敗しても手際よく調整して失敗が気にならないようにしてくださったので、子どもや初心者の方でも大丈夫。

最後に、オリーブ石鹸で洗うと・・・

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藤の花のような紫色の濃淡に！！

根元は白っぽい淡い黄色で、先に行くほど濃い紫色になる藤のようなグラデーションの仕上がりに子供も大満足！

他の方が染められていた、ストールの藤色濃淡も上品でしたし、紫と黄色を合わせた大胆なデザインも素敵でした。

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２回目の草木染体験、もっとやってみたくなる楽しいひとときでした♪おうちで好きな物を染められる新万葉染め体験キットは通販でも購入できるそうですよ☆

季節の花に癒される　イングリッシュガーデンで心安らぐひとときを

参加料にはイングリッシュガーデンの入園料も含まれているので、前後の時間で庭園の散策も楽しめました。

面積約5900㎡の英国式回遊庭園と広さも十分あり、他のお客さんとの距離も取れますし、屋外なのでこの時期のお出かけにもぴったり。

園内には足元から頭の上の高さまで色とりどりの花々が咲き誇っていて、目を楽しませてくれます。

花壇と花壇の間に小路があって、子どもも迷路気分で楽しんでいました。

染め物体験で使われた藤の花。

今年は花の時期が２週間ほど早かったので見頃を過ぎてしまったそうですが、まだ咲いている所も。

橋にかかる藤も、藤棚の藤とは違う趣があって、満開の季節にまた来たいです。

これからの季節は、ラベンダーやアジサイ、オールドローズやモダンローズなどが見頃を迎えるそう。

２０２１年５月１５日(土)から６月６日(日)には、春の薔薇シーズンに合わせて、びわ湖大津館「春のローズフェスタ」が開催されます。

薔薇が満開の庭園を散策してケーキとお茶も楽しめるトークショーや、参加無料のガーデンツアー、お子様向けのイベントの開催も。

他にも季節ごとに色々なイベントが開催されているそうなので、興味のある方はびわ湖大津館のHPで最新情報をチェックしてみては？

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季節の花やイベントを楽しめるびわ湖大津館。庭園を彩る花やびわ湖、遊覧船「ミシガン」などの景色を楽しんでリフレッシュできました♪

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さあや

大津市在住、元転勤族の主婦ライター。 趣味はものづくり、新店探しとイベント情報収集。