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2017年、酉年は[湖北野鳥センター]バードウォッチングでスタート

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2017年、酉年は[湖北野鳥センター]バードウォッチングでスタート

17日、[湖北野鳥センター]にて行われた「探鳥会」に参加してきました。

探鳥会とは[湖北野鳥センター]で、毎月第一土曜日に行われているバードウオッチングのイベントで(468月はお休み)、日本野鳥の会滋賀も共催しています。

NO知識、NO経験で飛び込んだ探鳥会。

何が分からないかすら分からない状態で楽しめるのか。ドキドキしながらセンターに足を踏み入れた瞬間、そんな不安も吹き飛ばす、ヒシクイの群飛でのお出迎え。

 

ダイナミックで美しいはばたきに釘付けになりました。

 

すぐに惹きこまれ、その日がスタート。

ヒシクイは、天然記念物に指定されている貴重な鳥で、ヒシの実を食べるのでその名前が付いたんだそうです。

下段の左がヒシクイで、右がコハクチョウ。(センター内にあった剥製)

 

参加者は、県内よりも奈良や岐阜、大阪・京都といった他府県からの参加が圧倒的でした。中には電車やバス、さらにはタクシーを乗り継いで集まる人も。この日の参加人数は40人強。

 

さっそく鳥を探しに出発。

 

センター前の湖岸にてコハクチョウやマガモなどを観察。

本格的な望遠鏡を持参し、のぞき込むベテランさんの姿も。みなさん、珍しい鳥に焦点を当てては「見てごらん。」と覗かせてくれました。センターでも望遠鏡の貸出をしてますので、手ぶらでも楽しめますよ。

 

周りを歩き進みます。コハクチョウの姿もありました。

 

裏の山本山という山に19年連続で飛来するというオオワシを観るため、どんどんアプローチ。

 

 

そのときの写真がこれです!

 

・・・と言いたいところですが、私のカメラと技術では残念ながら撮影は叶わず。ので館内のこちらの写真をどうぞ。(笑)

ロシアのカムチャッカ半島から飛来してくるオオワシ。長浜で越冬するのだそうですが、その間の旅路を想像するだけでなんだか壮大なロマンを感じます。

このオオワシを一番のお目当てに来ている人も少なくありませんでした。

そしてまた場所を変えてウォッチング。

 

 

これは・・おそらく鴨です。(笑)

といっても適当に見ているわけではなく。最後には徐々に種の違いがわかってはきたものの、最初は目を凝らしてそれを判別するだけでも初めての私には一苦労だったのです。

 

 

水鳥だけでなく、田んぼの中の木にとまる小鳥もウォッチング。オナガ、という尾っぽが長いかわいい小鳥に出会いました。

 

 

 

そして、自然の中での昼食タイム。

外でお弁当食べるなんて、学生の頃の遠足ぶり?

昼食を食べる場所の周りは、自販機さえありません。昼食はあらかじめ用意を。万が一には、センターの隣に道の駅がありますので、そこで調達するのも手かもしれないですね。

 

この日見ることが出来た鳥の種類は全部で62種類だったそうですが、私が見つけられたのは10種類もありませんでした。

 

一朝一夕では細かい違いまではわかりませんが、それでも、琵琶湖と湖北の豊かな自然の好環境に集まる鳥の数は多く、初心者でも十分に楽しむことが出来ました。

もちろん、[湖北野鳥センター]ではセンターの中にいても野鳥が観察できる望遠がたくさんあって、歩き回らなくても観察を楽しむことが出来ます。

野鳥や動物の剥製がダイナミックに迫る博物館も見応えアリです。お時間が許せばぜひ。

酉年の今年、“バードウオッチング元年”にしてみてはいかがでしょう。

ちょうど今の時期が最も多くの種類がみられる季節なので、次回2月あたりはグッドタイミングかもしれませんよ。

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鴨みーる

神戸市出身、長浜市在住の主婦webライター。 好物は、海外ドラマ、お笑い、音楽。 わんぱく真っ盛りの息子二人と、旬の情報を追いかけ回す傍ら、英語翻訳業にも奮闘中!

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