日本一!世界一!と名高い長浜盆梅展
1月7日~3月12日まで開催の、「第66回長浜盆梅展」が始まりました。
今年は会場の[慶雲館]が築130年目という節目。
明治天皇昭憲皇太后が休憩された場所としても有名で歴史ある重厚な佇まいはそれだけで一見の価値があります。
今回はその中で樹齢200~400年の古木が常時90鉢陳列しているそう。
このスケールはやはり日本一!世界一!と呼び声高いのも頷けます。関係者も「大きさと古さは他にない」と自信をみせていました。
まず、玄関を入ると金屏風をバックにした白梅がほのかな香りとともに迎え入れてくれます。
順路に従い赤い絨毯を進んでいくと、中央の間に華やかな紅梅、趣のある梅、幹や枝ぶりの素晴らしい梅などがズラリと並び圧巻。
天井まで届くような大きな幹のものもあります。どれも堂々とした様で、植えられている鉢も梅に負けていません。古い佇まいとも調和し、まるで1枚の絵のよう。
館内で一番の古木は樹齢350年の「さざれ岩」。
幹の中心が大きく割れているにもかかわらず、枝を伸ばし、淡紅色の花を咲かせていました。幹の荒々しさと可憐な花のギャップが神秘的。
ほかにも樹齢250年の白梅「昇龍梅」など目を見張るものばかり。
新館2階では、信楽高校の生徒が焼いたという大きな鉢が存在感をみせています。
中国の黄金梅も展示、他にもユニークな盆梅雛の演出が楽しい。鑑賞後はお抹茶で一服できる席もあり、美しいお庭が一望できます。盆梅展の開催期間は長いですが、旧正月(2月初旬)には、台湾や中国からの観光客でいっぱいになるとか。
足を運ぶ前に事前の会場チェックがおすすめ。
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