- 彦根市
「滋賀めし」×「勝ち飯®」コラボ献立 第1段!
勝ち飯®献立(味の素(株)『勝ち飯®』広報事務局提供)
12月2日、長寿県である滋賀県と味の素の“食と健康”に関する取り組みとして「滋賀めし」×「勝ち飯」がコラボレートした献立レシピが発表されました。
[ビバシティ彦根]で開催された記者発表に、チェキポン編集部も参加。三日月大造・滋賀県知事のお話も含めてレポートさせていただきます。
気になる献立内容は記事後半で。
まずは滋賀県が「長寿県」であることをご存知ですか?厚生労働省が5年ごとに公表している都道府県別の平均寿命。2015年の調査では、長寿大国で知られる長野県に代わり、滋賀県の男性が平均寿命で日本一になりました(女性は4位)。それには生活習慣病対策のひとつとして行われている“食の改善”が大きく関わっていると推測されています。
そんな滋賀県が取り組む「滋賀めし」の「農作物の地産地消の推進と食を通じた健康増進を図る」という趣旨に賛同した味の素(株)。2017年には地産地消推進運動「おいしが うれしが」サポーターに登録し、滋賀の食材を活用した「健康」がキーワードのメニュー提案・惣菜の開発として、今回のコラボ献立が実現したといいます。
まず最初のご挨拶は、味の素(株)大阪支社長の田原貴之さん。
来年で110周年を迎える味の素(株)。2020年の東京オリンピック、2025年の滋賀国体に向けて健康を支える取り組みにチカラを入れているとのこと。
原田さんご本人が、陸上選手として800mへの出場や聖火ランナーを務めた実績の持ち主だそうです。
続いて登場したのは、味の素(株)にて栄養プログラム『勝ち飯®』の普及を担当する、営業企画部シニアマネージャーの永井敦美さん。
2003年にスタートしたトップアスリート国際競技力向上の支援に加え、現在では一般の人々の体づくりや中高生の支援、シニア世代の体力づくりなど幅広く健康を支えているとのこと。
少し話しはそれますが、同社のおすすめは「パワーボール」だそうで、会場にも展示されていましたよ。
体重の管理が難しいアスリートには、パワーボールで“ちょこちょこ食べ”がおすすめなのだとか(後はアミノ酸)。ホカホカごはんに、ほんだしで味付けがされているので、食欲がないときもぴったりなんだそう。朝ごはんにもいいかもしれませんね。
そして今回の「滋賀めし」コラボで企画をおこなった立命館大学スポーツ健康科学部・同研究科 教授の海老久美子さん。
2018年4月の企画スタートから7月のメニュー開発など、コラボ献立の企画に深く携わられたそう。そして滋賀で親しまれる数ある料理の中から、今回の第1段献立を決定しました。
メニューはこちら
●近江鶏と丁子麩の「じゅんじゅん」
●レンジで簡単!かぼちゃの炊いたん
●かぶ丸ごと&お揚げの滋賀みそ汁
●もち麦入りごはん
今回のコラボ献立は、味の素(株)が提案する、がんばる人のチカラになるごはん『勝ち飯®』が、大切にしている献立のポイント…
1: からだをつくる「たんぱく質」
2: からだを整える「野菜」
3: 消化と吸収を助けるうま味の効いた「汁物」
を網羅した内容になっているそうです。
ちなみに「じゅんじゅん」とは、滋賀の郷土料理。魚や牛肉、鶏肉などをすきやき風に味付けした鍋料理です。具材を煮るときの音が「じゅんじゅん」と聞こえたことから、そう呼ばれるようになったのだとか。知っていましたか?
休憩を挟んだ後、いよいよ三日月大造知事の登場!
メニューを改めて確認した後、試食を行いました。近江鶏や丁字麩、水菜などを使用した「じゅんじゅん」は、秋冬メニューとして採用。ごはんが進むやさしい味わいに作られているのだとか。知事も「味はしっかりしています。進んで野菜を食べられますね」と話していました。根菜を多く使用することで、自然な甘み・旨みになっているそうです。
健康寿命を延ばす取り組みは今後も行っていきたいと話す三日月知事。滋賀県にはびわ湖をはじめとする豊かな自然環境と、近江野菜・近江牛などの食材、地元で作られる発酵食品等が数多くあり、それが長寿の要因だと考えられています。
また、ボランティア活動やスポーツ人口が多いのもポイントなのだとか。
三日月知事は「今後も行政だけでなく企業とともに、健康にまつわる取り組みを行っていきたい」と話してくれました。
エネルギーをつくる食事には「おいしい」という感覚がなにより大切なのだとか。
今後も季節に応じて新たなメニューも開発される予定とのことなので、第2段・第3段の発表もお楽しみにしておきたいですね。
※詳しいレシピは、料理レシピサイト「クックパッド」内で、12月中に公開予定。
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