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江戸時代にタイムスリップ!「東海道ほっこりまつり」に行ってきた

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江戸時代にタイムスリップ!「東海道ほっこりまつり」に行ってきた

10月23日(日)、栗東市の「第10回 東海道ほっこりまつり」に行ってきました。

この日は終日通行止めにして、歩行者天国になっていました。
「いつもは交通量が多く、安心して歩くことができない東海道を、昔の人が歩いていたようにゆっくり歩いてみたい」という、地域住民の素朴な想いから始まったおまつりだそうです。

道の向こうから、「ほっこり道中」の行列が道いっぱいに近づいて来ました。太鼓や笛の音に合わせてまといが振られて、おまつりムードが盛り上がります。

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住民参加による、手作り感あふれるおまつりは、見ている側もほっこりします。でも、なかなか本格的ですよね。

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子どもたちが大勢集まっているので気になってのぞいてみると、そこはなんと「ちょんまげ作り」のコーナーでした。大学生のお姉さんに教えてもらって、カチューシャに毛糸の束を付けて頭にはめると、ちょんまげ頭になるわけです。

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ちょんまげを付けた子どもたちは、どの子もうれしそう♪
気を付けて見ていたら、大人の方にも陽気なちょんまげ頭の人があちこちにおられました。

東の江戸・日本橋から西の京・三条大橋まで続く東海道。

この場所には、草津宿と石部宿の間に設けられた休憩所である「目川立場(めがわたてば)」がありました。おでんの起源とも言われている「目川田楽」のお店3軒のうちの一つである「京いせや」の石碑を見ながらおまつりを楽しんでいると、さらに往時がしのばれます。

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目川田楽は副食で、菜飯が主食としてお店で提供され、そこで外せないのは旨い酒。
松尾芭蕉も当地の酒を賞味して一句詠んでいます。
「草の戸や 日くれてくれし 菊の酒」
田楽茶屋に伝来した味を復元した銘酒「菊の水」もここで買えますよ。

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栗東市の特産品「目川ひょうたん」は、江戸時代の頃から酒器や飾り物として珍重され、無病(=六瓢)息災の縁起物として親しまれています。大きいものから小さいもの、丸いものから長いものまで、いろいろありますね。

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普段はひっきりなしに車の往来する交差点も、信号を止めて、今日だけはのんびりと江州音頭を踊ります。 大人も子どもも、文字通り「ほっこり」できるおまつりでした。

来年の開催も、今から楽しみです♪

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まさぴょん

「滋賀応援団」の団長を目指しています。滋賀のいいところをいっぱい発信したいので、みなさんのまちの情報も教えてくださいね。

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