- 長浜市
「丘峰喫茶店」で、こころとからだにまったり田舎じかん(長浜・木之本)
2017年4月1日にオープンし、巷で話題になっていた、
「丘峰喫茶店(きゅうほうきっさてん)」に行ってきました。
鴨みーる
行きたかったんですよね~!わくわく
「丘峰喫茶店」とは、長浜は木之本、大音(おおと)にある、古民家をリフォームしたカフェ。「古民家をリフォーム」といっても、こちらはそんじょそこらの古民家ではありません。なんと、400~450年前からある、立派な古民家を利用していらっしゃいます。
鴨みーる
450年?!といういうことは、戦国時代くらいからってことですよね??ワーオー。
13代続いたお家には「源佐」というお名前もついているそうですよ。
「約10年前、誰も住まなくなって、ボロ家になっていた源佐を偶然見かけた大工さんが、その梁の立派さに惚れ込み、地元の人の協力を得て、今の姿になりました。「みんなが集まれる場になるように」との思いが込められ、生まれかわった源佐。そんな素適な物語を引き継いで、「丘峰喫茶店」は始まりました。」(「丘峰喫茶店HP」より引用)
こちらがその梁。一本木だそうですよ。なんと立派な。
また、大音(おおと)は、歴史の舞台として有名な
賤ケ岳の麓に位置する、由緒ある町なんです。
そんな大音に佇む立派な建物で、素敵な時間を過ごしてきました。
アクセス
JR長浜駅から木之本方面へ、北に向かうこと車で約30分。
~鴨みーるのプチtraffic information~
鴨みーる
「大音」の交差点を右折する際は(南から向かった場合)、地図上に矢印で示したように、514号の道を進まれる方が簡単です。一本下の8号線を進むと、ちょうど「賤ヶ岳トンネル」の入り口ギリギリ手前の道で、トンネルからビュンビュン出てくる車たちを、我慢強く待ちながら右折のチャンスを伺うの、ちょっとドキドキしますので。(笑)
お店の外観はこんな感じです。
お店を経営されているのは、こちらのご夫婦。
ご主人の森下諒平(りょうへい)さん(滋賀県竜王出身)、
と奥様の昌史(まさみ)さん(埼玉県出身)。
とっても仲良しのお二人。
滋賀県内にてギター工房を営んでいたご主人の元に、元新聞記者の奥様が取材で訪れたのがきっかけで、出逢われたそうですよ。
鴨みーる 奥様、新聞記者さんだったんですね!
昌史さん
そうなんです。仕事は楽しかったんですが、全国転勤の仕事で、忙しく。それも楽しかったんですが、ある時体調を崩して・・・。「健康」について、考えるようになりまして。(自然と)「地に足のついた生活」を求め始めました。
結婚後は、「二人で住める場所」と「夫婦で出来るお仕事」を探し探す中、
現在の地にたどり着いたそうです。
鴨みーる
なるほど。そういった経緯があったんですね。
大音の景色を少し高いところから眺めることが出来る、最高のロケーション。
諒平さん
長浜には、高台からの景色が少ないからめずらしい、とお客様に喜んでもらえることがよくあるんです。
鴨みーる
たしかにそうかも!
景色もメイン料理の一品のうち?!心が洗われます。は~~。
癒しの風景に、思わずため息。
子供がいても安心して過ごせる「座敷」は、子育てパパ・ママにも喜ばれているとか。
また、店内には至るところに、ご主人のあつらえた家具がありました。
ギター職人であるご主人は、木工もお得意。オーディオ好きが高じて、
店内のスピーカーまで作られたそうですよ。
手作りのスピーカーで聴くjazzは、どこか懐かしい、ほっとする音でした。
ちなみに、こちら↑もご主人が作られたんだそうですよ。
こちらから見ると「下駄箱」。裏側から見ると「本棚」。技あり!
いつかはこちらも一面本棚にしたい、と話されていました。
鴨みーる
わ~。それ素敵なプラン!jazzと本でまったり長居・・・。
(じゅるり)
すみません、妄想してしまいました。
そうなる日が楽しみ。
早速、ランチを注文。「季節の和食御膳 1000円」。
本日のおしながき(週替わり)
●蒸し鶏と梅しそのソースがけ
- ●たくあんの贅沢煮(クリームチーズのみそ漬けをトッピング)
・・・たくあんの甘酸っぱさってチーズに合う!(鴨みーる談) - ●小鮎の南蛮漬け
- ●きゅうりとトマトの和ピクルス
素材の味がきちんと感じられる、家庭の味。
奇をてらわない味が、体いっぱいに、優しく染み渡ります。
メニューはこちらの御膳と、「季節のカレー(サラダ付き)900円」のみ。
その時採れた、季節の食べ物を味わってもらいたい、との想いから、
毎週その内容は変わります。
素材は、
●地で採れた野菜
(畑もされています。また、地元農家さんが丹精込めて作られた野菜も使用。)
●琵琶湖の湖魚(地元の漁師さんから購入)
●海の幸(敦賀から来てくれる行商さんから購入)
などを使用。 贅沢~。
また、サイドメニューは以下の通り。
DRINK AND CAKE
- ●ハンドドリップコーヒー(注文を受け、一杯ずつ挽いてドリップする)400円
※近江八幡の珈琲焙煎専門店「MJQ」さんの珈琲豆使用 - ●水出しコーヒー 400円
- ●紅茶(ミルク、ストレート) 400円
●薬膳茶(クコの実、ナツメ、菊花) 500円
- ●自家製ジュース(梅しそ、ゆず、すもも、いちご) 400円
- →ホット、ソーダ、ミルク
- ●本日のケーキ(手作り) 300円
※ドリンクセットは100円引き - ●アイスクリーム(※余呉湖発、今話題の「ムーンアイス」使用) 300円
今回はゆずソーダとアイスクリーム(ココナッツ)をいただきました。
鴨みーる
豆乳のアイスクリームだそうですよ。お、おいしい・・・。
そして余呉湖発とな?これは取材にいかねばならない。乞うご期待!
アイス以外は、全て、料理好きの奥様が作られます。
「仕出し」もされているそうですよ。地元の方々も利用されているようです。
どこか懐かしい「新店」の喫茶店で、
こころにも、からだにもやさしい「田舎時間」を、
過ごしにきてみてはいかが?
店名 | 丘峰喫茶店(きゅうほうきっさてん) |
---|---|
TEL | 080-2079-4692 |
住所 | 〒529-0431 滋賀県長浜市木之本町大音1017 |
営業時間 | 金曜 17時~21時、土日月曜 11時~18時(冬季17時) |
定休日 | 火・水・木 |
駐車場 | 有 |
ホームページ | https://www.kyuhokissaten.com/ |
コメント