【編集部コラム】焼き芋の季節がやってきた(sho)【第3弾】
チェキポンの編集スタッフが月替わりで好きなことを言うだけのコラム。
あんなに暑かった夏もあっというまに過ぎて、秋真っ盛りなこの頃。
秋といえば、ふと思い浮かぶことわざがあります。
「天高く馬肥ゆる秋」
「空が澄み渡って晴れ、食欲も増して、馬がよく肥えるような収穫の季節」という意味だそうで。
他にも、肥えた馬に乗って騎馬民族が攻めてくる…ともいわれているそうですが、馬にとっても人間にとっても過ごしやすい季節ですよね。
まさに、馬い…うまい季節。
そう、「食欲の秋」です!
どうして秋にはおいしい食べ物があふれているんでしょうか…?
おいしいものがありすぎて、ついつい色んなものを買っては食べてしまう日々を過ごしています。
梨にブドウに柿、栗といったフルーツ。
松茸やマイタケといったキノコ類、カボチャなどの野菜なども秋の味覚。
松茸ごはんとか長いこと食べていないですが、香りがなんといってもいいですよね。
レンコンは油で揚げるとおいしいですし、
サツマイモやジャガイモなどのイモ類は焼くとほくほくでおいしい。
バターを垂らしてサツマバターやジャガバターにするのもいいですね。
芋とバターって本当に相性抜群で、悪魔的なおいしさがあると思います。
そう…サツマイモ。それが今回の話題です。
サツマイモはヒルガオ科の植物で、メキシコを中心とした中米原産。
1597年に宮古島に入ってきたのが最初といわれています。
皮の周りは栄養がたっぷりなので、皮ごと調理して皮ごと食べることが多いですね。
皮ごと食べるといえば、焼き芋。
「い〜し焼き芋〜 焼き芋〜♪」
少し肌寒くなった頃に、どこからともなくやってくる石焼き芋のトラック。
夜歩いている時に見かけると、「ああまたこの季節がやってきたのか…」と少し謎の安心感を覚えます。
焼き芋のトラックを見つけるやいなや、某日曜アニメの主人公がサイフを忘れて、急いで買いに飛び出してくるのではないかとも思ったりもして。
寒い中で食べる熱々の焼き芋って、格別の幸せかもしれませんね。
昔は焼き芋って移動販売のみの存在だったかもしれませんが、近年ではスーパーやコンビニでも普通に見かける存在。
スーパーの焼き芋コーナーで「呼び込み君」が愉快に踊っているのをよく目にするので、一度は食べてみたいと思いつつ…。なかなか食べる機会がないのが実のところ。
どちらかというと、焼き芋そのものよりも「焼き芋風アイス」「焼き芋風モナカ」の方がよく食べています。
焼き芋の皮に見立てたモナカの生地と、焼き芋の旨み詰まったアイスに焼き芋あんがうまくマッチして、甘〜く濃厚な焼き芋の味わいが広がります。
モナカを焼き芋に見立てるのって一体誰が考えたのか…というくらいスゴイ発明だと思います。
しかも最近では第4次「焼き芋ブーム」が到来しているそうで。
遠赤外線を利用したオーブンが開発されたことで、スーパーやコンビニでも販売されるようになり、焼き芋の消費拡大に繋がったのだとか。
また、焼き芋といえば紅あずま・紅こまちなどの「ホクホク」とした食感が特長ですが、最近では安納芋・紅はるか・シルクスイートといった「ねっとり」と甘いものが人気になっているそうです。まさに焼き芋は「スイーツ」になった訳ですね。
きのこたけのこ戦争並みに「ホクホク」派と「ねっとり」派の熱い戦いが界隈では繰り広げられているかもしれません。
個人的には「ねっとり」派。焼き芋風アイスが好きなのも、濃厚な甘さとねっとりとしたあんが好きなことが一因かも。
最近は「冷やし焼き芋」というものも登場しました。冷やしてまるで羊羹のような甘みを感じられるのだとか。ますます「ねっとり」派の勢いが強まっていきそうな予感がします。
話題の「焼き芋フラペチーノ」も、焼き芋フリークには見逃せない一品。
今後の「焼き芋」の動向に注目しつつ、どんどん深まっていく秋を楽しみたいです。
まだまだ秋の味覚を堪能しきれていないので、体重のことは考えずに色々と食べていくぞ〜。
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