- 大津市
石山寺
穏やかに流れる瀬田川の西岸にある石山寺は、奈良時代から観音の聖地とされ信仰を集めた真言宗の大本山。
季節ごとに様々な花が咲き誇ることから「花の寺」ともいわれるほか、『源氏物語』の作者である紫式部ゆかりの寺としても知られている。
境内の本堂には「源氏の間」があり、紫式部がそこから十五夜の月を眺めたときに物語の構想を得たと伝わっているのだとか。
本尊である秘仏如意輪観音が、縁結び・安産・福徳の仏として信仰を集めているので、恋愛成就を願って足を運ぶ人も多いそう。
ほかにも、数多くの国宝・重要文化財などを貯蔵していることでも有名。
とくに『石山寺縁起絵巻』は、石山寺の草創と観音様の霊験を、全7巻33段にわたって描かれている美しい絵巻物。
寺誌であるとともに史実を語り、さらに名勝地として山水など風景も巧みに取り入れた美麗さ。
さらに、月の名所としても知られる石山寺は、近江八景のひとつ「石山の秋月」としても描かれている。
毎年9月に開催される「秋月祭」では、夜空に浮かぶ美しい月を眺めることができる。
寺社仏閣名称 | 太郎坊宮(阿賀神社) |
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TEL | 0748-23-1341 |
住所 | 東近江市小脇町2247 |
拝観時間 | 10:00~16:00(※参拝は24時間可能) |
休日 | 無休 |
駐車場 | あり |
ホームページ | http://www.tarobo.sakura.ne.jp/ |
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