京都の祇園で愛され、全国の百貨店やお取り寄せでも大人気の「祇をん ににぎ」の工場直売店が滋賀にできたと聞いて、早速行ってきました!

2021年8月5日（木）、守山市に『祇をん ににぎ　工場直売店「ほのあかり」』がオープンしました。

京都東山の八坂神社からもほど近い祇園町に本店を構え、黒糖香る生地のどらやき「そやかて」や、旬の果物を使用したフルーツ大福「菓実の福」が人気のお店「祇をん ににぎ」の統括工場直売店です。

大きな看板があるので、近くに行けばすぐに分かるかと思います。
入り口も広くて入りやすく、駐車場も9台分ほどありました。

公共交通機関ですと、最寄り駅である守山駅からは徒歩約17分ほどですが、バス停「千代」からは徒歩ですぐ。

京都らしい趣のある店構えに期待が高まります。

店の前のお庭には上品に咲く季節のお花や、鉢の中に小さな魚も。

平日の午前中に伺いましたが、お客様が途切れることなく訪れていて人気ぶりがうかがえます。

アルコール消毒液が設置されていて、通路も広めで、感染対策もしっかりされていました。

何と工場直売店限定のソフトクリームを味わうことができます！

守山メロンソフトと、薔薇蜜ソフトの2種類が販売されていました。

ご当地ソフト好きな方にも嬉しいですね♪

ソフトクリームの横には、マスカルポーネを使用したぷりん「きぬふく」や新感覚スイーツ「フロマージュことん」などの冷たいスイーツ。

「フロマージュことん」も、守山市の特産品モリヤマメロンを使用しています。

その奥にずらっと並ぶのは、全国の百貨店の催事やお取り寄せでも大人気のフルーツ大福「菓実の福」。

旬の大ぶりのフルーツと、自由な発想でそのフルーツの美味しさを最大限に引き出す餡やクリームが、絶妙なバランスで隙間なく詰まっているそう。

旬のフルーツや、その季節に美味しく味わえる果実を使用するため、季節により品揃えが変わります。

9月初旬に伺った際には、あぽろべりー・マスクメロン・シャインマスカット・白桃・渋皮栗ブランデー漬け・ブルーベリーヨーグルトムース・ラズベリージュレ・マンゴージュレが並んでいました。

フルーツ大福定番のいちごですが、ににぎの「菓実の福」のいちごは、何と季節によって品種が違うとのこと！

苺のシーズンには、もういっこ・あまおう・淡雪・あぽろベリーの4品種の苺に、それぞれの苺との相性を計算し、ミルク餡・ホイップクリーム＆白餡・いちご餡・こし餡を合わせた「苺食べ比べ」という商品が販売されたこともあるそう。

出来立てのフルーツ大福を、工場から直接お届けできる「工場直送ギフト」もあるそうですよ★

冷蔵の商品だけでなく、どら焼き・最中・かりんとうなどの、お土産やギフトにしやすい常温の和菓子もたくさん並んでいました。

京都祇園本店でも愛されている黒糖どらやき「そやかて」の他、りんごどらやき「紅どら」や、プレーンどらやき「純どら」など、どらやきだけでも数種類あり、お値段もお手頃。

伝統的な和菓子にとらわれることなく、親しみやすく「おいしい」を念頭に素材の組み合せなどに試行錯誤を重ねているそうです。

近江八景の名を持ったかりんとうや芋けんぴ。

お手頃なサイズ・価格なので、数種類購入して食べ比べてみたくなりました。

「滋賀県のお土産」を選ぶときにも良さそうですね。

工場直売店ならではの魅力！　出来立ての商品が購入できる！

工場直売店の最大の魅力は、やはり「出来立ての商品が並ぶ」こと。

工場で作られたばかりの商品がお店に並ぶので、新鮮な美味しさを味わうことができます。

特に、みたらし団子・かりんとまんじゅう・わらび餅は店内調理だそう。

運が良ければ、売り場からガラス越しに見える焼き台で焼いている様子が見れることも！

口コミでも人気！　祇をん ににぎ「菓実の福」と「どらやき」を食べてみました♪

●黒糖どらやき「そやかて」●　税込162円

●紅どら●　税込194円

祇園本店でも人気というににぎのどら焼き。

触った時点で、「あ、これ絶対ふわふわ。」とわかる感触。

2種類購入して並べてみましたが、皮の色・中の餡子の色など見た目から違いがあります。

「そやかて」は黒糖のこくのある優しい甘みを感じるふんわりした生地に、上品ですっきりとした甘さのつぶ餡で、素材の良さがわかる優しい美味しさ。

「紅どら」は甘酸っぱくてジューシーなリンゴの風味がしっかり味わえるのに、餡子ともすごく馴染んでいました。
ふわふわの皮、程よい食感のリンゴ、餡子、そしてそれぞれが合わさった部分と、色々な食感と味が楽しめ、飽きることなくあっという間に食べてしまいます。

●フロマージュことん（モリヤマメロン）●税込399円

守山ブランドの中でも人気のモリヤマメロンを使用した新感覚スイーツだそう。

包装も可愛らしく、手土産にも良さそうですね。

フルーツ大福には、親切にも「美味しい召し上がり方」や「切り方」のしおりが入っていました。

細めの糸を用意し、中心部で交差するだけ。

すっときれいに切れました！

ただ、私は撮影に手間取って時間がかかりすぎた為、ちょっと全体がゆるくなってしまったので、なるべく冷たい状態で切った方が美しい断面になりそうです。

濃厚な味わいかつ爽やかなレアチーズクリームも、瑞々しくジューシーなモリヤマメロンのジュレも、どちらも主役級の美味しさなのに、合わせてもまた美味。

周りにまぶしてあるケーキクラムと合わせた甘じょっぱさもクセになります。

●祇園ぽっちり●　税込464円

葡萄・栗・バナナ・ラズベリー・ブルーベリーの5種類もの果実がぎゅっと入った贅沢なフルーツ大福。

こちらのフルーツの中身も、季節によってかわります。

「ぽっちり」とは、舞子さんの帯を飾る帯留めのことで、彩りの美しい舞妓さんの「ぽっちり」をイメージして作られたのだそう。

切ってみると、こんなに果実がつまっていました！

そしてどのフルーツも、よく熟していて、かつ鮮度の良さが感じられる食感。

程よい甘さと薄さのもちもちの求肥、甘酸っぱい餡と生クリームの甘み、熟したフルーツの甘み・酸味・風味との相性が抜群です。

今までに食べたことのない、満足感のあるフルーツ大福でした。

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