新春・黒壁の風物詩~美しいガラス雛~

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新春・黒壁の風物詩~美しいガラス雛~

2016年、県下一の観光客動員数を誇ったという長浜。中でも黒壁はド真ん中の観光スポット。
元旦もやはり、ここからスタートすべきですね。

毎年恒例、大人気の「黒壁ガラスのひなまつり」が3月3日まで賑やかに開催中です。筆者もひと足早い春を見つけに行ってきました。

まず、パンフを手に[黒壁]の各店舗を散策。

 

 

冬の陽光をあびて、どのガラス雛もキラキラ。その美しさに魅せられます。種類は作家制作の上質なものから、黒壁メイドのものや可愛いミニチュアのもの、動物をかたどったものもなど思わず手にとりたくなるものばかり。

とりあえず、期間限定の「ひなまつりフルーツポンチ」を食しながら考えることにしました。

どこから回るか迷ってしまう人はスタンプラリーがオススメ。

5ヶ所のスタンプポイント(ガラス雛陳列のショップやギャラリー、体験教室など)でマークにスタンプを押しながら様々なガラス雛を見学、アンケートに記入後提出すると抽選で手作りガラス雛が当たるという嬉しい企画です

さて、ガラスは光を通したときの輝きの芸術、とりわけ繊細な技術が美しさに反映されます。

お雛様のほかにも、繊細なガラス細工の展示も。

 

黒壁オリジナルはそれを形にした見事な作品群。黒壁ガラススタジオでその工程や作家の技に触れられます。ぜひ、足を運んでほしいですね。

上質を提供するギャラリー「AMISU」では、美を追求する作家・三垣祥太郎氏の作品に注目。ガラスの十二単衣のラインが見事。

工程を聞くと、細かな吹きガラスの作業を重ね、それを伸ばし、レース棒というガラスを数本作る。そして、それをまた伸ばす。ガラスは熱いうちが仕事、固まる前の瞬時の技がお雛様の美を左右するそう。とても繊細な手法ですね。春を呼ぶオシャレな黒壁のお雛様、あなただけの雅を探してみては。

 

ほかにも、まち中のお店や家庭で受け継がれたお雛様も店先やお座敷に登場。また、長浜歴史博物館では企画展「長浜ゆかりのひな人形展」も開催。マップ片手に、新旧のお雛様を見つけに行ってみてください。

【以降開催のイベント】
・黒壁のひなまつり 1月1日~3月3日
・長浜のお雛さまめぐり 2月3日~3月5日
・長浜ゆかりの雛人形展 3月5日~4月16日
(長浜市中心地一帯)

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hatchi

チェキポン編集部。大津市在住。コーヒーとビールと活字があればとりあえず生きていけます。今はもっぱら自転車にハマってます。

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