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鉄道好き必見!年に一度しか拝めない新幹線高速試験車両特別公開

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鉄道好き必見!年に一度しか拝めない新幹線高速試験車両特別公開

先日の3連休は心地良い秋晴れにも恵まれ、まさにおでかけ日和の3日間でしたね。

 

滋賀県内でも各地で様々なイベントが催され、皆さま充実した休暇を過ごされたのでは?
我が家も列車好きの息子を連れて米原駅までおでかけしてきましたよ。

 

米原駅といえば、滋賀県で唯一新幹線がある駅として有名ですよね。列車好きにはたまらない駅の1つ!

 

ではここで問題です!こちらの車両はなんという車両でしょう?

先端の口ばしのように尖ったデザインがかっこいいこちらの車両。

もうこの姿だけで早く走れること間違いなし!の雰囲気がびしびし伝わってきますよね!息子もこの姿に惚れ惚れしていました。

「もちろん新幹線でしょ?」
「実際に米原駅を走ってるものでしょ?」
と思われるかもしれません。が……実はこの車両、「新幹線高速試験車両」という名称で、新幹線がより速く安全かつ環境に配慮した走行ができるようにと実験用に使用されたもの、つまりは私たちが一般的に駅で目にする新幹線とは異なる車両なのです。

 

こちらの新幹線高速試験車両、毎年年に1度のみ公開されており今年は10月7日と8日2日間に渡って公開されました。

 

普段は鉄道総合技術研究所内で保存され柵越しでしかその姿は拝めないので、こうして年に1度目の前で見られる機会はとっても貴重!

 

車両はWIN350、STAR21、300Xの全3台でそれぞれJR西日本、JR東日本、JR東海の3つの異なる会社によって作られ、新幹線の開発への大きな礎を築きました。
現在では役目を終え大切に保存されている3台ですが、その偉大な貫禄は今もなお見る者の目に焼き付けられます。

 

会場内では車両公開の他にも鉄道グッズ販売や様々な模擬店が出店されており多くの家族連れや鉄道ファンで賑わっていましたよ。

 

 

イベント会場に着いたらまずは試乗体験!本物の新幹線さながら、見た目もとってもかっこいいです!待っている間も期待に胸がワクワクする子どもたち、と母。

 

車内には実験中のデータや車両制作の工程など貴重なデータがずらり。
こうして新幹線が開発されていったのだな~、としみじみ・・。高速試験車両というと速く走れることだけに目的が置かれているように思えますが、実際は速く走ることによる環境面でのリスクと改善のために多くの実験が成されていたようです。なるほど。

 

さらにこの試乗体験の嬉しいところは運転席の見学もできるところ。運転席に関しては混み合ってしまうため時間制限が設けられてはおりますがそれでもなかなか味わうことのできない貴重な体験に子どもたちは大興奮!

 

驚いたのはボタンの多さ。これは何のボタンで何のレバーなんだろう…

 

このレバーこんなに固いの?てかボタン勝手に押していいの?(←もちろん大丈夫です♪)などと親子で夢中になって見入っている間にあっという間に制限時間が来てしまいました!そこまで列車に詳しくはない私でも興奮しっぱなしでしたよ。

 

施設内では鉄道グッズも盛りだくさん!こちらは何とも斬新な新幹線ボトル!その名もトレインボトルウォーター、ひゃー名前までかっこいい!

 

こちらも何足でも欲しくなってしまうかっこよさ!

 

ピカピカ金魚すくいではスーパーボールやおもちゃの金魚すくいにチャレンジ!施設の方が優しくレクチャーして下さいました。

 

ちびっこに嬉しいぬりえコーナーにはお宝ぬりえが。無料なので必ず頂いていきましょう!

 

模擬店コーナーには近江米の特製たきこみご飯やうどん、焼きそば、かき氷が並んでいました。どれも良心的な価格でパパママには有難いですね。会場内にはトイレやおむつ替え、休憩スペースもあるので小さな子ども連れでも安心です。

 

こちらはロードトレイン、その名も「OKU&IBU号」!

予想に反し、なかなか長い距離を走ってくれましたよ!
他にも景品がもらえるチャンスもある大声コンテストも開催されていましたよ。

 

会場からはフェンス越しに新幹線の姿も拝めました。これからは新幹線を見る目もまた変わるかもしれないな~。


イベント日はちょうど米原曳山祭りの開催日。毎年大体同じ時期に開催されているのだそう。

「今後も曳山祭りと共に米原を盛り上げていきたい。たくさんの方に米原の魅力を知り訪れてもらえたら」と語って下さったのは鉄道総合技術研究所の笑顔のとっても素敵な岩崎さん、中村さん。

 

列車オタクの息子も大満足の「新幹線高速試験車両特別公開」!
来年以降の開催も楽しみですね。

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FUJICO

CHEKiPON編集部&ライター。西の湖の畔に住み、珈琲と日本酒を愛する仕事人間です。これといった趣味はないものの、ミーハーなので広く浅くなんでも知りたがり。滋賀の魅力が少しでも多くの人に届くように…と無責任に祈っています。

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