滋賀アートの拠り所![アートギャラリー彩之和]の「絵本がいっぱい展」in堅田
堅田にある、[アートギャラリー彩之和]の人気企画「絵本がいっぱい展」 (5月23日~6月4日)に行ってきました!
JR堅田駅西口を出て、南方面に歩いて行くと案内板が!
案内に沿って歩いて行くと、またもや案内板が!
住宅街にひっそり佇む、というイメージだったので、見つけられるか不安でしたが、無事にたどりついてホッとひと息。
表で写真を撮っていると、
オーナーの松本洋子さんがすぐに気づいて、中に案内して下さいました。
ガラス戸を開けると、靴を脱いであがる玄関になっています。
子どもさんのスリッパも用意されてます。
入ってすぐのところには、多くのギャラリーや作家さんのイベント案内チラシが。
初めての来訪なのに、とても気さくな松本さん。
冷たい緑茶をよばれながら、お話を伺いました。
松本さんプロフィール
松本さんは、高校時代は美術部に、その後は嵯峨美術短期大学で学ばれました。
結婚後しばらくは、仕事と子育てに専念し、子供の手が離れてからは、毎年二科展に出品されるなど活動。
あたりまえに芸術が溶け込んだ暮らしをされています。
ある時、とあるギャラリー経営の方と知り合い、
「滋賀の人に、もっと身近にアートに触れて欲しい。作品の発表の場を作りたい」
と一念発起し、仕事をやめ、2012年大津京にギャラリーを設立。
2年ほどギャラリーを営まれたのち、
ご実家をリフォームしてアートギャラリーを設立。
「彩之和」という名前は、お子さんの名前から考えられたそうです。
「彩」には色が好きな気持ち、「和」には平和を愛する気持ちが込められているんだとか。
ここで、ちょっと店内をご紹介。
お伺いした日は、ちょうど「絵本がいっぱい展」を開催中でした。
おすすめの絵本がずらり。手にとって見ることができます。
白壁が絵本を際立たせていますね。
気に入ったら購入もできるので、じっくり絵本と向き合う時間を過ごしてみてください。
常設展示の作品もあります。
絵が美しく描かれている絵本が大好きで、「絵本は生きていく中で必要なことを教えてくれる」とおっしゃる松本さん。
「好きな絵本(もしくは作家さん)は?」
とおうかがいすると、
「絵的な視点で、アーサーラッカム、いわさきちひろ、五味太郎、エリックカール、 話しの奥深さでは、田島征彦作『てっぽうをもったキジムナー』、長谷川集平作『はせがわくんきらいや』ですかね」
と教えていただきました。
また、ご自身でも絵本作りに挑戦されたことがあり、その時「絵本は子供に受ける絵でないと…」 と実感されたそう。
その話の流れからこの本を紹介頂きました。
うちの子喜びそうだなぁ、と思い即購入。
※『真二つ』…正直すぎて、古物商には向かない主人公が、成田山参拝帰りにめぐってきた最大のチャンス!じつはだれだってお金が欲しい。しかし、お金をくさるほど持っている人は幸せかというとこれがそうでもない…。山田洋次がおくる落語絵本。
松本さんのチョイスだから・・・という安心感と、リサイクル絵本なのでお値段が半額ということも手伝って、他の絵本も含めて3冊も買ってしまいました!
お話しを伺っている間、話があちこちに飛ぶのですが、その度に情報を集めてくださり、ご自分の知っていることを惜しみなく、当たり前のように教えてくれる松本さん。
ブログに、友達の家に行くように…とありますが、まさにそれ。足湯につかってきたような気のする、 本当にほっこりできる、あったかい場所です。
今の本屋にない、古いけれどもやわらかい絵本が並んでいるギャラリー、とっても素敵でした。
ぜひ、一度足を伸ばしてみてください。
アートギャラリー 彩之和
077-511-9727 | |
滋賀県大津市本堅田6丁目32-18 | |
11:00~17:00 |
月曜休 | |
あり | |
http://ayanowa.art.coocan.jp/index.html (HP) https://www.facebook.com/ayanowa (facebook) http://hanachan.shiga-saku.net/ (ブログ) |
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