- 甲賀市
「多羅尾の家 taraonoie」
緑に囲まれた信楽町多羅尾(たらお)に、丘の上の築100年あまりの古民家を改装した、研修・イベント・宿泊施設「多羅尾の家 taraonoie」が5月にオープンしました。
豊かな自然と、古民家の持つゆったりとした時間の中で、多羅尾で採れた野菜やお米で一つ一つ丁寧に作られた「おひるのごはん」が味わえます。さらに近隣の「多羅尾温泉」の入浴付き!他にも「よるのごはん」や宿泊プランも有り。
観光協会の動画撮影で月に一度、多羅尾を訪ねていた松井敬樹さん(写真左)。
1年が経ち、動画が完成し、多羅尾を離れる頃には「多羅尾をもっと知ってもらいたい」と思うように。その思いは、多羅尾の元区長さんをはじめ地域の人たちの協力があって、「多羅尾の家」となり動き始めた。
「多羅尾という場所は知っていても、来たことが無いという方がとても多い。多羅尾の家が、初めて多羅尾を訪れるキッカケになれば」と話して下さいました。
「ゆっくりごはんを食べてもらって、多羅尾の良さを知ってほしい」とオーナーの松井順子さん(写真右)。いつも協力してくれる方々を「じい・ばあ」と親しみを込めて呼び、みなさん良い関係が築かれている事が伝わってきましたよ。
自然と「ただいま~」と言ってしまいそうな、懐かしく温かい雰囲気の玄関。
一棟貸し切りの予約制なので、他のお客さんを気にする事なく、自分の家のように寛げます。「おひるのごはん」は5名以上10名までの1組限定。(詳細や、その他のプランは後で紹介しますね!)
この日は、じいとばあ達が来て下さいました!多羅尾の事・昔の出来事、畑や農作業の話を聞きながら、おひるごはんをいただきました。
ここ多羅尾には本能寺の変で、堺に居た徳川家康が忍者に助けられながら帰った「伊賀越(いがごえ)」した峠があり、また、信楽代官を務めた多羅尾氏の居館であった代官陣屋跡など、歴史が多く残る地域です。そんな歴史の話を聞くのも勉強になりますね。
とにかく面白く、楽しく、ためになるので、一緒に話を聞きながらの食事がおすすめ。 ぜひ予約時に相談してみて!
食材に使われている野菜などは地元の方々が作られたものです。
この日の献立は、ほうれん草と豆乳のスープ・ピーナッツの白和え・チキンの甘辛煮・多羅尾蒟蒻のステーキ・茶汁(お味噌汁)、お漬物などなど盛りだくさん。お味噌もモチロン手作り!
田中さん
この前も横浜から来た中学生の子らが「こんな美味しいお味噌、食べた事ない!」「おいしい、おいしい」言うて、お味噌汁何杯もおかわりしやったわ
ゆみ
横浜から来た中学生?
聞けば、多羅尾では数年前から「農業体験民泊」として中学生などの受け入れをし、多くの学生が訪れるそうです。都会の子ども達は、みんな多羅尾の自然に囲まれた生活に感動するそう。
甘みのあるお米が採れるのは、寒暖差のある多羅尾ならでは。
つやつやの真っ白な「ごはん」は、それだけでも何杯も食べたくなる美味しさ。先日は「おかわり」の列ができていたのだとか。納得!
手作りの「多羅尾蒟蒻」をお刺身で。添えられた山椒の葉の、香りの良さにもビックリ!
デザートは胡麻のおしるこ。胡麻の豊かな風味と、やさしい甘味にほっこりする。
広い間取りは、食事の他に、会議や研修などにも対応。
明るく、風通しの良い縁側は、ついついお昼寝したくなる。 標高450~600mの多羅尾は涼しく、夏でも自然の風で過ごせるほど。
話は尽きることなく、盛り上がっていました♪ 時に大笑いしながら、まだまだ、まだまだ続く・・・・(楽しい!)
先ほど、「展望台からの眺めが絶景」と教えてもらったので、さっそく御斎(おとぎ)峠に行ってみました。 道のわきにある、展望台への階段を上ります。頂上が見えているので、すぐに到着!
眼下に広がるのは想像以上の絶景!条件が揃えば雲海が見られる事も!
「多羅尾ってどこ?何があるの?行ってみたい!」と思ったら、ぜひお問合せを。
日々の喧騒を離れ癒されるも良し、農業体験をするのも良し、心身のデトックスにもおすすめ!
■「おひるのごはん」※多羅尾温泉の入浴付
1棟貸切(5~10名)
お一人5,000円
Start 12時 ※利用可能時間は2時間半
■「ご宿泊」
1棟貸切(3名~4名以上で対応)
1泊2食付き お一人15,000円~
多羅尾の方々のお話を聞きながら 楽しむ「オナカマカイ」も有。
In 15時以降/ Out 10時
(その他、相談可)
※一棟貸切、完全予約制
店名 | 多羅尾の家 taraonoie |
---|---|
TEL |
077-548-8711
|
住所 | 甲賀市信楽町多羅尾2583 |
営業時間 | 10:00〜 |
定休日 | 設定なしのため、要確認 |
駐車場 | 有 |
ホームページ | https://www.facebook.com/taraonoie/ |
コメント