平安時代、任明天皇の勅願で、三修上人が開山したといわれている西明寺。

本堂と三重塔は鎌倉時代の代表的な建造物。
屋根が一重の入母屋造の本堂。釘を一本も使わない純和風建築で、国宝第一号に指定されている。蛙股は繊細優美な意匠で有名。

三重塔の扉を開けると、極楽浄土を表現したという全面壁画が残っている。
さまざまな美術工芸品や県の文化財でもある十二神将、名勝庭園や千年夫婦杉など見どころもいっぱい。

境内には四季を通して可憐な花が咲き、訪れる人の目を楽しませてくれる。

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hatchi

チェキポン編集部。大津市在住。コーヒーとビールと活字があればとりあえず生きていけます。今はもっぱら自転車にハマってます。