- 東近江市
【11/30〜12/23】「クリスマスの凧と絵本」 世界凧博物館・東近江大凧会館で凧の学習してきました!
看板屋 ごろ吉
本日はお日柄もよく〜、世界凧博物館に行ってまいりました。
お目当ては先日お知らせいたしました
こちら⤵︎
こちら入口
おっ!とびた君!
館内に入りますれば・・・
おっと!でっかい凧!
これが100畳凧(畳100畳分)
圧倒され、口をぽっかり開けていると
係の方が現れ、東近江の凧の歴史についてご説明してくださいました。
↓
東近江の大凧の歴史は江戸時代まで遡ります。
子供の出世を祝って揚げたことから始まったのですが、
琵琶湖からの良い風、広い沖野ガ原という凧揚げに適した場所などの良い条件があったことと
3つの村が競ったことで「大凧」が発展していきました。
大凧の特徴3つ
長巻き工法→大きな凧を畳むときは、縦の木を取り外し、くるくる丸めて収納する工法
こちらの写真は丸めて収納しているところ。
切り抜き工法:図柄に沿って紙を切り抜いて、風の抵抗を少なくして、糸の強度とバランスを保つ工法。
看板屋 ごろ吉
👇こんなスケスケでも飛びます!
判じもん:凧の上部に生き物の絵、下部の朱色の文字と組み合わせて意味を持たせること
看板屋 ごろ吉
下の写真を解説すると、
イノシシのイが2つ(two”ツー”)、そしてバックのまりものモ、ここまでが上部。
下部の「笑」を組み合わせて、「いつも笑みを」
なるほどです😁
ちなみに100畳の大凧は大凧まつりの時に作成されていたもの。
20畳の大凧は成人式用に、毎年実行委員会を立ち上げ、月曜日から金曜日まで
平日びっちり5日間取り組んで約1ヶ月かけて出来上がるそうです。
一畳につき一人の揚げ手が必要とのことです。
ここまでのことは映像室で15分ほどのビデオの映像に
きっちり収められていますので、ぜひご覧ください。
こちらはお祭りの時に作る「手ぬぐい」
その年の凧がデザインされています。
看板屋 ごろ吉
大凧のことが少しわかったところで・・・
2階に日本各地の凧・世界の凧が展示されているので
見に行ってみました。
面白い凧がたくさんありました〜
ここからは日本
こちら北海道。アイヌの文化漂います。
こちら東北。ねぷた祭の匂いがプンプン。
こちらから「え?ほんまに揚がるんかい?シリーズ」
極めつけはこちら⤵︎
こんなちっこい凧も!地方によって凧の形や枠組みに特徴があって、そのバリエーションの多さに驚きました。
東近江以外にも愛媛県内子町や静岡県浜松市新潟県新潟市などにも「凧の博物館」(詳しくはこちら)
があるので旅行に行かれた際に立ち寄ってみても・・・。
また、こちらは愛好家の方々が、凧のお祭りなどで交わすピンバッチ↓
沢山ありますー。
さて、凧の見学も落ち着いたので
いよいよ本日のテーマ、
「クリスマスの凧」と「絵本」
壁に貼ってあるのは、全て「凧」
実際に揚げること可能です。
絵本は「探し物系」が主流ですね。
このサンタクロースの凧が24日に揚がっていたら・・・
子どもでなくても、夢見てしまいそうですね。
上の凧に申し込んでおられない方でも、「歩行凧」を作られます(無料)
簡単に作れて、歩きながらもふわふわと揚がってくれるので、
小さい子も大喜び。
サンタさんの丸い絵に切り込みがあるのですが、ちょっと反らせるように張り合わせることがポイント。
凧は反らせることで揚がるそうです。
壁面のクリスマスの凧もよく見ると反っています。
また、いつでも「凧づくり体験」(300円)できるとのこと。
年齢によって作業工程など相談できるので、お気軽にチャレンジしてみてください。
看板屋 ごろ吉
「クリスマスの凧と絵本」だけでなくて、凧をたっぷり楽しんでしまいました!
作った歩行凧クルクル揚げていると、幸せな気持ちになってきましたー。
たっぷり楽しめる「東近江大凧会館」。
節分やお雛様など季節行事に合わせた凧づくりも企画されているので、
オールシーズンオススメです。
ちなみにクリスマスの次はお正月。
こちらの凧づくり教室はまだ空きがあるそうです〜
自作の凧で初揚げ!景気の良い一年の幕開けとなりそうですね。
ぜひお出かけください。
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