江戸時代中期に町人の力によって創り出された祭が「水口曳山まつり」です。

県の無形民俗文化財に指定されているこの祭りのメインは豪華な曳山であり、その中で奏でる力強い水口囃子は祭りを一層盛り上げます。

曳山の上には、武士などを模した「ダシ」と呼ばれる人形が乗せられ、16基ある曳山が各町で披露されます。

それをめぐるスタンプラリーが開催されたり、境内周辺にずらりと並ぶ100軒あまりの露店が、祭りを盛り上げてくれます。7基の曳山が弟殿に集結し、「ダシ」を飾り、水口囃子とともに神社に渡行する様子を間近で見ることができますよ。

「宵宮祭」では、曳山に提灯が灯され、幻想的な雰囲気を演出します。

「例大祭」では、緩急豊かな水口囃子の中、曳山が松並木を巡行する姿は圧巻です。

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hatchi

チェキポン編集部。大津市在住。コーヒーとビールと活字があればとりあえず生きていけます。今はもっぱら自転車にハマってます。