近江八幡市

週2回オープンのこだわりパン屋さん［COTAPAN（コタパン）］！ひだまりのようなあたたかい場所でした。

report 公開日:2018/10/14

近江八幡市に週に2回だけオープンのパン屋さんがあると聞いて、予定を合わせてやっとお伺いできました！
場所は近江八幡市の舟木町、小舟木エコ村という住宅街の中にあります。新しく大きい住宅街ですがちょうど角に位置しているのでわかりやすいです。

駐車場は前に3台分、前の道も広く停めやすそうです。

ナチュラルな扉の前には看板が。かわいいロゴですが、ベーグルかな…？と思いながらドアを開けると、たくさんのパンが出迎えてくれました。思わず目が泳ぎます。

スタッフはオーナーである娘さんとお母様のお二人で営まれています。
朝のお忙しい時間帯だったのですが、作業しながらになりますが…と少しお話を聞かせていただきました。
こちらのお店をオープンされたのは2018年2月3日。パンはハード系やスイーツ系、3種も揃った食パンやクープの綺麗なバケット、色とりどりのベーグルはどれもとても本格的ですが、びっくりしたのはオーナーの経歴、パン作りはほぼ独学！クッキングスクールには少し通ったことはあるんですが、趣味で10年近くしていたんですが…、と笑顔で話されていました。自分で何度も作ってみて納得いくものが仕上がる様になったそうです。
独学でこのクオリティ…脱帽です！
営業日にはオーナーは徹夜でパンを焼かれているそうです。まだ小さいオーブンしかないので、少しずつしか焼けないんですよ。との事。
お母様は朝の3時から作業されているそうで、具材もすべて手作りなんです。オープンは週2回ですが、作業は毎日あるので週2回で今は限界です。と、言われる通り、なるほど。どのパンもとても手が込んでいます。
材料も国産小麦を使用したり、お野菜は家庭菜園の物を使うなど体にやさしい商品を目指しているそうです。

おススメ商品をお伺いながらパンを選ばせていただきました。
じっくりPOPを読んでいくとパンの内容がよく分かり、ますます迷ってしまいます。
オシャレで読みやすいPOP、オーナーの手書きだそうです。こんなところにも手作りの温かみを感じます。

オーナーが1番に挙げられたおススメが、「トースト」という山形食パン、名前の通り集めにスライスしてトーストして食べて欲しいです。という事でバタートーストにして頂いてみました。

確かに外は焼きたてバケットの様にサクサク！なのに中はもちもち！素材がシンプルなので食べやすくどんなお食事にも合いそうです。
食パンはスライスもしてもらえました。
湯種食パンはオープン時は焼きたてなので11時からスライスになるそうです。

サンドイッチも具材がとにかくたっぷりでお野菜も個々に味がついていたりして、贅沢なサラダを頂いているような満足感がありました。

ハードパンはスモークチーズマカダミアペッパーをいただきました。
歯切れのいい生地にスモークチーズがたっぷり、黒コショウがピリッとアクセントでマカダミアの歯ごたえが良かったです。

グリルキノコとハンバーグ、切ってみると舞茸やインゲン、ヤングコーンとたっぷりの具材、ソースも赤ワインベースと書かれていましたが、食べやすくお子様にも人気があるそうです。

今は新作のシナモンロールもおススメだそうです。カフェ味もあり珍しい。これからの時期暖かい飲み物と頂きたいです。

ベーグルもたくさんあったので人気商品を聞いてみましたが、季節ごとにどんどん変わっていくのでいつもどれが一番かわからないんですよ。色々試して頂いてお気に入りを見つけていただければ嬉しいな、とおっしゃっていました。

ベーグルと言えば、お店のロゴマークはベーグルですか？とお聞きすると、お2人がクスッと笑われて「飼っている犬のシッポなんです」「え〜！」意外でした、すっかりベーグルだと思ってました。なんと店名のコタパンも愛犬の「コタロウくん」→「COTAPAN」だそうです。由来を聞くととっても微笑ましいかわいい名前です。

お客様も最初はご近所の方が多かったそうですが、最近は遠くから来てくださる方もいるんです、と嬉しそうに話されていて、もっと県外からでもわざわざ行きたくなるお店にしたいです。と夢を語っていただけました。
「気分が落ち込んでいてもここに来たら癒される場所にしたい」と笑顔で語っていただいたオーナー。お忙しい作業中にもかかわらず、質問にお2人で相談しながら丁寧にお答えいただいて、二人三脚で仲良くお店をされているのがわかって、優しい人柄の伝わる暖かい場所でした。

パン作りに真剣なオーナーの横顔とおはなししていただくほんわかしたやさしいイメージがとても印象的でした。

不定休のため、Facebookにてオープン日を確認してから来店してくださいね。