滋賀で唯一の花火職人 柿木博幸さん

滋賀で唯一の花火職人 柿木博幸さん

滋賀県内唯一の花火メーカーとして長浜で意欲的に花火販売や花火開発をしておられる(株)柿木花火工業の代表取締役 柿木博幸さんにお話を聞きました。

P1607_柿の木花火店_社長_

県内で唯一の花火メーカーとしてどんな思いをお持ちですか?

鉄砲の町として栄えた国友がある長浜は元々花火作りが盛んでした。昭和初期には町単位で花火大会が盛大に行われたそうですが、昭和25年に施行された火薬類取締法により火薬の扱いが難しくなり花火職人の数は激減し、今では当社(株)柿木花火工業が唯一の花火メーカーとなってしまいました。歴史ある伝統産業でもあり、人の心を明るくしてくれる花火を廃らせたくない。そんな思いがいつもあります。

環境に優しい花火とはどんなものですか?

当社ではエコ花火の取組を盛んにしています。打ち上げた際に散らばる燃えかすを少しでも減らすため生分解性のプラスチックを使ったり、びわ湖ヨシを貼るなどし、ゴミの排出量を従来の1/15まで減らすことに成功しました。

他にも花火にこだわりはありますか?

観客を「あっ!」と驚かす花火を作りたいと日々思っています。例えば今まで難しいとされていた青色の花火を昨年完成させました。濃いブルーの光が柳のように垂れていく様は本当に美しいです。

長浜北びわ湖花火大会新開発青色花火_ブルーインパルス

花火の開発は難しいですか?

火薬の配合は非常に難しく困難はたくさんありますが意欲的に開発を繰り返しています。例えば町中のパチンコ店の電光看板のネオンの光を見て「あんな風に花火を作れないかな?」などと思うこともあります(笑)

花火師として心に残るエピソードはありますか?

今年、神奈川県から雄琴に修学旅行生が来たときの話ですが、引率の先生が生徒に思い出に残る何かをしてあげたいと言う事で花火の打ち上げを私に依頼されてきました。ブルーの鮮やかな花火をびわ湖の湖面から打ち上げたところ生徒さんが感動されて泣いていたという話を後から聞きました。子ども達の思い出作りに貢献できて非常に嬉しかったです。

_2015 彦根北びわ湖花火大会最終スターマイン_01

今後の展望をお教え下さい

関西にもすっかり少なくなってしまった花火メーカーを何とか存続させていきたいと考えています。意欲的な若者が伝統産業である花火を次世代に繋いでいってくれたらと願っています。そして様々な人にもっと花火の楽しさや美しさを伝えていけるようにこれからも新しい挑戦を続けていきます。

P1607_柿の木花火店_集合_


(株)柿木花火工業

TEL 0749-62-3503
住所 長浜市本庄町388
営業時間 9:00~20:00
定休日 7月~8月は無休※花火は1年中販売しているが事前に電話にて要問合せ
駐車場 Pあり
ホームページ http://eco-hanabi.com/
ふるちゃん
ふるちゃん

チェキポン創刊時を知る数少ない古参社員。無類の魚好きでタナゴ釣りに情熱を傾ける。最近は燻製作りに夢中。

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